【花王】フローティングリニア技術を利用した加飾成形技術をinterpack 2023に出展

花王株式会社とB&R株式会社は、さまざまなニーズに対応したパーソナライズ商品の提案を可能とする、フローティングリニア技術を利用した加飾成形システムを、ドイツのデュッセルドルフで開催された国際加工・包装産業展interpack 2023に出展しました。

この催しは5月4日から10日まで開催され、世界61カ国から2,807の出展者と、156カ国から約143,000人の来場者が、最新の技術やソリューションについて活発に交流しました。

フローティングリニア技術とは

このフローティングリニア技術は花王株式会社とB&R株式会社、株式会社京都製作所と協働して開発したもので、商品を要望に合わせてデザインできる加飾成形技術。

これまでにないパーソナライズ商品の提供と、自由度の高い多品種生産の実現により、必要なものを必要なだけ届けることで循環型社会に貢献するESGよきモノづくりを推進できる画期的技術です。

interpack 2023では、B&R社のブースに花王の加飾成形機を展示。

デザインのベースとなる化粧用コンパクトをセットしたシャトルを浮上させ、1つずつ高精度に移動・回転・傾斜させて、ノズルからファンデーション成分を吐出してデザインを制作する過程をデモンストレーションを行い、多数の来場者数を記録し、高い評価が得られました。

花王グループが目指す持続可能な社会

花王グループは、資源や環境への負担が少ないESG視点でのよきモノづくりを推進し、人々のこころ豊かな暮らしと、持続的に発展し循環する思いやりある社会の実現に取り組んでいます。

急速に進化するデジタル技術の活用や多様なパートナーとの協働により、フローティングリニア技術のような革新的な技術を開発し、人と社会と地球にやさしい持続可能なサプライチェーンの構築をめざしています。