
日本を代表するグローバルメイクブランドKATE(ケイト)から、新しいベースメイクライン『月夜の海月(くらげ)』のリリースが発表されました。
これまでアイシャドウや口紅といったアイテムが印象的だったKATE。「ツヤ感」を押し出したベースメイクラインで、より都会的でクールさのあるブランドへ向かっています。
今回は、新ベースメイクライン『月夜の海月』のコンセプトや各商品の特長、そして実際に使ってみたレビューをお伝えします!
「ベースメイクがなんだか決まらない」「不自然さのないツヤ感メイクをしたい!」という方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください♡
KATE新ベースメイクライン『月夜の海月』とは

花王株式会社「KATE(ケイト)」より、新しいベースメイクライン『月夜の海月(くらげ)』のリリースが発表されました!
『月夜の海月』は、暗い海や荒波のなかでもユラリとツヤめく「海月」から着想が得られたシリーズ。リリース発表では以下の言葉が用いられました。
時間が経っても消えない、海月の持つ“不死身のツヤ”。
荒波にもまれても、しなやかに漂い、
暗い海の中でも、怪しくツヤめき続ける。
柔軟でしなやかな強さを持つツヤから着想。
引用:『月夜の海月』リリース資料より
ツヤ感のあるベースメイクは流行の1つ。そのツヤ感が「海月」で表現されていることにグッときました♡
『月夜の海月』のリリースを耳にしたとき、筆者は大変ワクワクしました。正直これまでのKATEでは、アイシャドウや口紅、アイブロウなどのアイテムの印象が強かったからです。
KATEが「影と光から立体感を創り出す“陰影メイク”」を提唱しているのもあり、筆者は「ここでベースメイクなんだ!」と驚きました。
しかし実際に公式ページやパッケージを見たとき、内からツヤ感がにじみ出し、透明感がありながら奥行きも出てくる、そんなベースメイクになるのではないか?ととても楽しみに思ったのです!
そんなKATEの新ベースメイクライン『月夜の海月』の各商品には、以下3つの特長があります。
- ジュレリンク技術
- ムーンライトパール
- 海洋性美容液成分CP
特長1:ジュレリンク技術
1つ目の特長は「ジュレリンク技術」。ジュレが肌の上で広がり、ファンデーションの粉体や美容液成分と密着してネットワークを形成する仕組みです。
このネットワークが肌の凹凸をカバーしつつ、ヨレやくずれ、ひび割れがしにくい“しなやかさ”を肌に宿してくれます。
従来のファンデーションは粉やリキッドが主流でしたが、今回の『月夜の海月』はジュレ構造。
「ジュレ」といえば「ジュレドレッシング」がイメージされますよね。そんな「ジュレドレッシング」が肌をコーティングするかのように、プルプル感やみずみずしさのある肌を創り上げられるのではないでしょうか。
特長2:ムーンライトパール
特長の2つ目は「ムーンライトパール※1」。皮脂と混ざり合ってもくすみにくく、ツヤ感を維持してくれる技術です。
従来の“ツヤ感メイク”においては、時間が経つとギラギラ・ピカピカになっていく印象があったかと思います。
しかしこの「ムーンライトパール」により、パールのツヤ感が肌と一体になって保たれやすくなるんです♡
この点こそ、まるで海月と言える部分かと筆者は思います。肌の内側から上品かつ自然に発光しているような、そんなツヤ肌を叶えてくれるでしょう。
※1:オキシ塩化ビスマス、ジュレリープコンシーラー クリアを除く
特長3:海洋性美容液成分CP
『月夜の海月』では、ヒアルロン酸・ナイアシンアミド・真珠タンパク※2の「海洋性美容液成分CP」が配合されています。
これらの成分は、うるおい成分として主にベースメイクや美容液に用いられているもの。
ベースメイクには「肌を傷つける」といったイメージがありがちですが、『月夜の海月』なら、メイクアップ・カバー力だけでなくスキンケアの効果も期待できるかもしれません。
※2:加水分解コンキオリンタンパク、ジュレリープコンシーラー クリアを除く
KATE新ベースメイクライン『月夜の海月』のラインアップ
KATEの新ベースメイクライン『月夜の海月』では、以下のラインアップが展開されています。
- ジュレリープファンデーション
- ジュレリープファンデーション<レフィル>
- ジュレリープパフ
- ジュレリーププライマー
- ジュレリープコンシーラー
- ジュレリープコンシーラー クリア
ジュレリープファンデーション・レフィル・ジュレリープパフ

新ベースメイクライン『月夜の海月』のメインアイテムである「ジュレリープファンデーション」。「美容液ジュレファンデーション」と言われるとおり、密着感のあるジュレがツヤやカバー力を持続させてくれます。
カラー展開は6色で、肌の色やパーソナルカラーによって選びやすいのも嬉しいですね♡
カラー展開 | SPF・PA |
---|---|
00 | SPF30・PA++ |
01 | |
02 | |
03 | |
04 | SPF25・PA++ |
00P | SPF30・PA++ |
さらにジュレリープファンデーションに関連して、レフィルやパフも展開。パフはふっくら&もちもちで、ファンデーションの肌への密着を助けてくれます。
ジュレリープファンデーション&パフの限定セット※3も発売されるので、使ってみたい方はぜひこの限定セットを手に取ってみてください!
※3:2,530円税込、01・02番のみ
ジュレリーププライマー

ファンデーションのノリを左右するプライマー(下地)。『月夜の海月』では「ジュレリーププライマー」が展開されています。
こちらのプライマーもジュレ仕様。ファンデーションだけでなく、土台の土台とも言えるプライマーから肌にツヤ感を与えてくれます♡
ジュレリープコンシーラー・コンシーラー クリア

カラーコントロールや立体感出しをしてくれるコンシーラーも登場。ジュレリープコンシーラーの9色展開に加え、なんと「クリア」も!
カラー展開 | おすすめ用途 | SPF・PA |
---|---|---|
00(明月) | ファンデーションや ハイライトの代替 | SPF32・PA+++ |
01(淡月) | ||
02(溶月) | ||
04(深月) | ||
OR(夕月) | くま・赤みカバー | SPF34・PA++ |
GN(影緑) | ||
LV(星雫) | 透明感・血色感盛り | |
BU(水空) | ||
PK(月酔) | ||
クリア | 部分的なツヤ感追加 | – |
「クリアなコンシーラー」と聞いてイメージを持ちにくいかもしれません。
「ジュレリープコンシーラー クリア」は、部分的にのせることで、その部分にツヤ感やうるおい感を与えるもの。
たとえば、頬骨の上や鼻筋にのせればハイライトに。ギラギラと光るのではなく、内側からツヤを発して立体感のある造形美を叶えてくれそうです♡
黒目の下やくすみがちな部分にのせれば、ツヤ感や透明感でうるんとした仕上がりにできるのではないでしょうか!
【レビュー】KATE新ベースメイクライン『月夜の海月』を実際に使ってみた
では、KATEの新ベースメイクライン『月夜の海月』を実際に使ってみたレビューを、以下の3つの項目に分けてお伝えします!
- ジュレリープファンデーション・パフ
- ジュレリーププライマー
- ジュレリープコンシーラー・コンシーラー クリア
ジュレリープファンデーション・パフ

ジュレリープファンデーションでは、01・02番を試してみました!手の甲にとって、パフで塗り込んだ仕上がりが以下の画像です。

テクスチャはリキッドファンデーションに近いですが、リキッドよりも「とろみ・柔らかさ」があります。
塗り込んでみると、肌への密着感が強く感じられました。ファンデーションなのですが、まるで美容液や乳液をのせているような印象です。
パフのやわらかなクッション性は心地よく、形や色味も相まって「マシュマロみたい!」と感じました(開封したらぜひプニプニ触ってみてください♡)。
両方ともで内側から広がるようなツヤ感がありました!01番はやや明るめな仕上がりで、02番が筆者の肌にマッチしていたかと思います。
ジュレリーププライマー

ジュレリーププライマーも、まるで美容液や乳液をのせているようなやわらかさ。トロッとしたテクスチャで、肌感もしっとり。
少量でも広がって密着してくれて、毛穴のカバーもされましたし、ツヤ感もしっかり出ています♡
色味はジュレリープファンデーションの01番に近い印象。少量取って薄く広げ、さらに気になる部分に重ね付けするのがよさそうです!
ジュレリープコンシーラー・コンシーラー クリア

ジュレリープコンシーラーから00(明月)・02(溶月)・BU(水空)、そしてジュレリープコンシーラー クリアを試してみました!

仕上がりは、00(明月)とBU(水空)が近い色味で、BU(水空)は00(明月)に青みを加えたイメージ。
手に出したとき、BU(水空)は「かなり青みが強いかも?」と思いましたが、塗り込んでみると自然なツヤ感・爽やかさを見せてくれました。
02(溶月)は肌馴染みがよく、手に出したときよりもオレンジ味・黄味は弱まります。
そしてクリアは、とろみがありながら、他のコンシーラーより軽めなテクスチャ。塗り込んだ部分にツヤ感・うるおい感がうまれ、角度を変えると自然に輝いてくれました♡
チップは、ジュレリープコンシーラーがフワフワなしずく型。ジュレリープコンシーラー クリアは、弾力のあるプレートのような仕様です!
筆者おすすめのポイント
今回『月夜の海月』の各商品を使ってみて、テクスチャのとろみ感・密着感と、ジュレリープコンシーラー クリアによってまとうツヤ感に大きな魅力を感じました!
筆者がこれまで利用してきたファンデーションやプライマーでは、どうしても粉っぽさがあり、肌の上に粉の層ができあがるように捉えていました。
しかし『月夜の海月』では、まるで肌に浸透しているかのような密着度。「肌・ファンデ」のような2層ではなく、肌と融合してカバーしながらツヤ感を出してくれたと感じます。
そしてとくに驚いたのはジュレリープコンシーラー クリアを塗り込んだあとの肌です。
ベタつきのないしっとり感、内側から発せられるようなツヤ感・輝き…「透明なコンシーラーってどういうこと?」と思っていましたが納得しました。
従来のコンシーラーは、やはりカラーコントロールが主流。ファンデーションとの組み合わせやパーソナルカラーによって、カバーするどころか“悪目立ち”することもありました。
透明なジュレリープコンシーラー クリアなら、パーソナルカラーに左右されず、毛穴やくすみなどをカバーしながらツヤ感を出してくれます。
そしてハイライトとしての使用も優秀なのでは?と感じました!従来のハイライトは「明るさ・パールなどをのせる」でしたが、ツヤを出して立体感を与えた造形美を創り上げるのにもってこいです♡
KATEのさらなるグローバル展開に期待!
「影と光から立体感を創り出す“陰影メイク”」を提唱し、この日本から大きな活躍を見せるKATE。そんなKATEが、よりグローバルな拡大に向けて、今回の『月夜の海月』をリリースしました。
その背景にあるのは、アジアのメイク市場におけるベースメイクの存在感。調査によると、口紅やアイメイクと並ぶ重要な存在となっています。
KATEはベースメイクにおいてもシェア拡大を図っており、「KATE」のグローバルブランドとしての確率を目指しているのです。
ブラックを基調とし、かっこよさ・クールさが印象的なKATE。ここにツヤ感を押し出したベースメイクが加わり、透き通っていて凜とした美しさ・造形美といったさらなるブランディングがなされるのではないでしょうか。
KATE新ベースメイクライン『月夜の海月』はどこで買える?いつ発売?
KATE新ベースメイクライン『月夜の海月』は、2025年10月25日(土)より、アジア各国地域の一部店舗にて発売開始です。
海月・ツヤ感・ジュレ……これまでのKATEから一歩踏み出した新ベースメイクラインは、体の内側に秘めたツヤを醸し出してくれる仕様です。
今回の『月夜の海月』をまとうことで、私たちは自信に満ち溢れた自分で歩けるのではないでしょうか。
ヨレやくずれ、毛穴のカバーなど、ベースメイクに悩みがちなあなたにこそ使ってみてほしいラインです!
KATE新ベースメイクライン『月夜の海月』については以下公式サイトでも記載されています。ぜひチェックしてみてください♡
『月夜の海月』の公式ページも要チェック♡

