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花王ビューティブランズカウンセリング、美容部員の経費処理にAI活用



中期経営計画で掲げる「社員活力の最大化」へ、業務能率化による活動生産性の向上図る

花王グループは、中期経営計画「K25」において、「社員活力の最大化」を目的の一つとし、業務能率化による活動生産性の向上に取り組んでいる。このほど、グループの美容カウンセリングを担う花王ビューティブランズカウンセリングにおいて、美容部員のカウンセリング活動にともなう経費処理を効率化するため、Miletos株式会社のAIプロダクト「SAPPHIRE」を導入し、4月から通勤費・交通費の自動精算システムを稼働。年間約5万5000時間の業務削減を見込んでいる。

「K25」のビジョンは「豊かな持続的社会への道を歩む」、DX進め新事業始動と既存事業のイノベーション強化

花王は、2021年から2025年までの花王グループ中期経営計画「K25」でVision(ビジョン)として「豊かな持続的社会への道を歩む(Sustainability as the only path)」を掲げている。

そのビジョンを実現していくため、デジタル技術を活用してデジタルトランスフォーメーション(DX)を進め、新事業の始動と既存事業のイノベーション強化し、働き方改革と活動生産性の向上を目指している。さらに、DXを通じてお客との直接的・持続的な関係を築き、新しい価値体験の提供を続けるとともに、業務内容そのものや組織・プロセス・コスト構造さらには企業文化・風土を変革している。

経費領域専門AIプロダクト「SAPPHIRE」を導入、ペーパーレス化や精算漏れ防止、統制強化にも貢献

こうしたなかで、花王ビューティブランズカウンセリングの美容部員約6000名は、百貨店やスーパーなどの化粧品売場に勤務しているため、通勤費や交通費などの経費精算を適正かつ効率的に運用することが課題となっていた。

今回の取り組みでは、経費領域専門AIプロダクト「SAPPHIRE」により、勤務情報や入退館情報などから移動経路を予測。出退勤にともなう移動は「通勤費」、拠点間の移動は「交通費」といった、税制や規定上のルールにもとづいた会計仕訳を自動生成し、基幹システムに連携して会計処理することで、入力・確認・承認にかかる時間を年間約5万5000時間、金額にして約1億5000万円削減できる予定だ。合わせて、ペーパーレス化や精算漏れの防止、統制強化にも貢献する。AIとデータ連携による経費精算業務の削減により、人にしかできない顧客対応の品質向上などに取り組み、お客へのより創造的な付加価値の提案と、社員活力の最大化を目指していく。

花王グループでは、在宅や社外などの勤務場所の多様化や、自由で能率的な働き方を進めている。今後は、こうした働き方の多様化にともない、会議や出張などの活動に関する経費精算手続きについても効率化していく。その際には、スマートフォンなどのモバイルデバイスやデジタル技術を利用し、勤務計画や最適な移動ルート・費用計算、キャッシュレスによる支払いなど、データ連携による自動化・コスト削減により、活動の能率化を目指す。



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