【中野製薬】新イベント「BEAUTY IS ART」共創アート:第2回



6月15日(火)に始まった、中野製薬株式会社(代表取締役社長:中野孝哉 、 以下、中野製薬)のイベント「BEAUTY IS ART」。(イベントの概要はこちら)7月6日に「共創アート」第二回が開催され、引き続き「リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)」のデザイナー、山縣良和氏による講義が行われた。

【第二回】「自分」とは?受講者各々が、マインドマップを発表

第二回では、前回の最後に宿題として出された、サロン毎のマインドマップの発表が行われた。

個人の様々な環境や経験、現在へとつながる価値観をリアライズし、サロンとしての自分達のスタイルを発表するというものだ。また、マインドマップの作成と併せ、山縣氏からヴィジュアルの用意をするようにリクエストがあったため、発表した6サロンのメンバーたちは、合体させたマインドマップに基づき、想定しているヴィジュアルを発表。お互いの疑問点をサロン同士で投げかけ合い、山縣氏自身もインタビュアーとして質問をしていった。

6サロンそれぞれの共通点として、多かれ少なかれサロンの名前や理念が、ブランディングの方向性に関係していた。縁あって同じサロンで働いていることもアイデンティティの一つだが、その中で個々人の持っているものは異なる。まさしく、歴史とフィロソフィーを持つメゾンにおいて(デザイナーはじめ)働く人間のエッセンスを取り入れ、作品化されるアプローチを辿っていることを露にしていた。

山縣氏は「ファッションはルーツが重要」と語った。我々が「普通」と思っている視点は、(地域や価値観の視点から)少しばかり遠くの人から見ると、決して普通ではない。具体的事例を幾らかの誌面や資料を通じて受講者に紹介しつつ、西欧と日本人の感覚の違いや、歴史的な背景に触れ、背景には国家・地域や歴史、宗教、社会的階層といった要素が大きく影響を与えている。マクロな視点から、ミクロたる個人の価値観へ繋がる「気付き」を与えてくれた内容だ。

また、講義の後半部分では、山縣氏自身が勤務していたジョン・ガリアーノのメゾンおよび、ガリアーノ自身のことにも言及。ガリアーノが過ごした70年代のロンドンにおいて、「パンクの女王」と称されたヴィヴィアン=ウエストウッドからの影響やアイデンティティへの昇華、そして、どのように自身のクリエイションへ落とし込んでいるのか語られた。

自身の経験に基づいたアイデンティティの認識や、作品に落とし込むファッション界のアプローチを提示した上で、山縣氏は受講者に向けて、「まだまだ物量が足りない」と激励。また、個々人、チームで迷っている受講者に対しても「メゾンチームで作る、チームにおいてどのように作るか」の視点で「共創」を行うようにアドバイスした。

第三回は8月24日に行われる。それまでに、受講者はどのような資料やキーワード、アイディア、そして試作を用意するのか。次回の発表を楽しみに待ちたい。

(第3回へ続く)

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