P&Gのサステナビリティに学ぶ:「人生100年時代」を生きる大人たちへの啓示



P&G「Lead with Love」キャンペーンの一環として、夏休みの子どもを対象にオンライン授業を実施

P&Gジャパン合同会社(本社:神戸市中央区、スタニスラブ・ベセラ社長、以下P&G)は8月16日、夏休み特別企画として「みんなでサステナブルな未来を考えるオンライン特別授業」を開催した。P&Gは、オリンピック・パラリンピックの理念に沿った平和でより良い世界の構築、そしてインクルーシブな共生社会の実現のためのグローバルキャンペーン「Lead with Love」を展開し、キャンペーンを通じて「社会貢献活動」「平等な機会とインクルーシブな世界の実現」「環境サステナビリティ」といった分野に対し、コーポレート・シチズンシップ活動を行っている。「みんなでサステナブルな未来を考えるオンライン特別授業」は、「Lead with Love」活動の一環として、小学5・6年生の11人が親子限定で参加。また、人気お笑いコンビの「ティモンディ」(高岸宏行、前田裕太)の二人をゲストに迎え、環境サステナビリティやイクオリティ&インクルージョンに関するクイズやワークショップにチャレンジした。

「環境サステナビリティ」「イクオリティ&インクルージョン(E&I)」を通じた、“子ども世代”と考えることの重要性

イベントは主に、「環境サステナビリティ」「イクオリティ&インクルージョン(E&I)」の二点について授業形式で行われた上で、P&Gのコーポレート・シチズンシップ活動を紹介。

P&Gのエコロジカルな製品はもちろんのこと、スポンサーとなった2020東京オリンピック・パラリンピックにて採用された、回収した使用済み容器および海洋プラスチックを再利用して作られた五輪史上初となる“市民参画型”の表彰台が紹介された。イベントは単なる講義形式に終始しないアクティブラーニング型の授業が採用され、「再利用素材の促進にはどういった取り組みが必要か」といった質問に対し、「企業はCMの最後にプラスチックの回収を呼び掛けるべき」「学校で使うものなど多数が利用するものから再利用素材にすべき」といった意見も出された。意識を芽吹かせるためには“種を蒔く”土壌が必要だが、P&Gによる本イベントは、まさしく大人も含めた「みんなで」サステナブルな未来を考えることに、重きを置いていたように感じた。

「人生100年時代」における、大人がアップデートする必要性

サステナビリティ意識の普及には、子どもだけでなく、社会の生産者たる大人が危機感をもって勉強する必要があることは言を俟たない。「人生100年時代」の到来が囁かれる一方、グローバル単位でのテクノロジーや人権意識が加速度的に進化している。これは、意識や思考のアップデート不全こそが、社会での致命傷になり得るという警鐘に他ならない。生まれながらに“デジタルネイチャー”たる子ども達は、(過去の時代と比して)非常に多様化した学習機会の中で持ち前の吸収力を発揮するが、私たちは「これでいい筈だ」に、縋り過ぎてはいないだろうか。新しいことに対して、確証バイアスによって身構えていないだろうか。

世情により開催の是非までも大いに問われた東京オリンピック・パラリンピックだが、少なくとも理念に対して一つ一つの尊い活動が実施されていく一方、「聖火リレーの最終走者に“純粋な”日本人男性を望む」といった旧態依然の価値観が、思いがけない方向から価値や権威を“ぶち壊し”てしまう。私たちが社会に貢献し続けようと志す限り、自身のアップデートを100年間、絶えず迫られる時代。好例にせよ悪例にせよ、もがき続けながら食らいつく必要性を教えてくれる。

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