花王、東京都と共同で使い捨てプラスチックの削減と資源循環を促進、「POOL樹脂」を活用

得られた再生プラスチックの物性評価と容器包装への適用検討を担当

花王は、11月より、資源循環プラットフォームサービスや資源循環コンサルティングを提供するレコテック株式会社が開始した、商業施設から発生するプラスチックの回収・リサイクルを東京都全域に拡大する「POOL PROJECT TOKYO」(プールプロジェクトトーキョー)に参画している。

この事業には、三越や伊勢丹、大丸、松坂屋などの百貨店やイオンリテールなども参画し、東京都の「プラスチック資源循環に向けた革新的リサイクル技術・ビジネスモデル推進プロジェクト」にも採択されている。花王では、「東京都と共同して使い捨てプラスチックの削減とプラスチックの資源循環を促進していく」としている。

“POOL樹脂”を活用し製品開発・ブランディングも:汚れ具合や分別の精度による物流・保管を含め検証

今回のプロジェクトでは、東京都内の商業施設から発生した廃プラスチックを効率的に回収し、高度マテリアルリサイクルする。

再生されたプラスチックは、発生元から輸送・減容・加工などすべての過程でのトレーサビリティがとれたPCR材※を、“POOL樹脂”として製造業者へ販売する。同時に、“POOL樹脂”を活用した製品開発・ブランディングも実施する。

また、汚れが付着していたり、分別が難しいプラスチックは、一部ケミカルリサイクルのテストを実施し、汚れ具合や分別の精度による物流・保管を含めたリサイクル工程や成果物を検証していく。花王は、得られた再生プラスチックの物性評価と容器包装への適用検討を担当する。

※(ポストコンシューマーリサイクル材=家庭から排出される材料、または商業施設、工業施設ほか各種施設から本来の目的のために使用できなくなった製品として発生する材料)

廃プラスチックを効率的に高度マテリアルリサイクル、参画する各企業への還元を通してインセンティブ強化

レコテックの「POOL PROJECT TOKYO」の概要は、以下の通り。

マテリアルリサイクルチェーンの構築

東京都内の商業施設から発生した廃プラスチックを効率的に回収し、高度マテリアルリサイクルを実施する。

これにより再生されたプラスチックは、発生元から、輸送・減容・加工などすべての過程でのトレーサビリティがとれたPCR材“POOL樹脂” として製造業者へ販売される。

PCR材 “POOL樹脂” のブランディング

このプロジェクトでは、安定的な品質で、トレーサビリティがとれたPCR材 “POOL樹脂” のブランディングやそれを活用した製品開発を図る。

ケミカルリサイクルの検証

汚れが付着している、また分別の難しいプラスチックは一部ケミカルリサイクルをテストし、汚れ具合や分別の精度による物流・保管を含めたリサイクル工程や成果物を検証する。

この事業では、プラットフォーム “POOL” を活用したリサイクルプロセスのコスト削減効果やCO2排出量削減効果を見える化し、プラットフォームに参画する各企業への還元を通したインセンティブの強化を進める。

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