ヘンケルビューティーケアのサロン向け事業部門、シュワルツコフ プロフェッショナル。その主力ライン「ファイバープレックス」は2021年の冬以降、「脱白髪染め」を全国で展開してきました。
それが今、40代・50代の白髪に悩む女性たちの間で話題となっているそう。
「脱白髪染め」の考え方と支持される理由
従来の「白髪染め」は、いわば「白髪を暗く染めて隠す技術」。一方で「脱白髪染め」は発想など転換し、従来とは異なるアプローチとなります。
具体的には、ブリーチでハイライトを入れ、その上からカラーリングすることで白髪を「目立たなくさせる」というサロンメニュー。
あくまで自然なスタイルが、おしゃれなデザインを求める40代・50代の間で人気急上昇中であることが注目されています。
「脱白髪染め」が多くの支持を受けている理由として、次の3つの特徴が考えられます。
- 白髪が伸びても目立ちにくい
- 白髪染めより長持ち
- 好きなカラー、立体的なヘアデザインを楽しめる
「脱白髪染め」ヒットの背景:意識の変化や技術革新、潜在ニーズの顕在化
「ブリーチ」を使った施術は若い人だけのものではなく、白髪に悩むグレイヘア世代のおしゃれに欠かせないものになりつつあります。
また、「脱白髪染め」が最近ますます注目を集め、ヒットメニューとして脚光を浴びる理由に次のような背景が考えられます。
<顧客の意識変化>
一点目としては、顧客の意識変化。近年、年齢・性別にかかわらず自分らしいヘアデザインを楽しむ風潮がますます高まっています。
グレイヘア世代においても「暗く染めて隠す」従来の「白髪染め」から、ここ数年で白髪を「ぼかす」「なじませる」色でヘアカラーする人の割合が増えています。
<「従来型白髪染め」への不満と「白髪×ブリーチ」潜在ニーズの表面化>
二点目として、ユーザーの潜在ニーズの表面化。シュワルツコフが独自に実施した調査※によると、32.5%もの人が「ブリーチは白髪を隠せる」というイメージを持っていたとのこと。
「白髪×ブリーチ」への潜在的なニーズはもともと大きく、「染めてもすぐに白髪が目立つ」「暗い色しか選べない」という従来の白髪染めへの不満が「脱白髪染め」メニューの登場によって一気に表面化したと考えられます。
※ヘンケルビューティーケア研究所にて、ブリーチ剤+ファイバープレックス NO.1ボンド ブースター、NO.2ボンド フィクサーとブリーチ剤で比較した際の研究データ(最大値)
<薬剤と技術の進歩でダメージコントロールが可能に>
各サロンのスタイルが見られる
三点目は、薬剤や施術技術の進化。以前は髪を傷めがちだったブリーチも、薬剤の進化によりダメージをかなりの程度、コントロールできるようになりました。
併せて、美容技術も向上したことで、「脱白髪染め」による白髪を活かしたカラーリングが全国のサロンで楽しめるようになってきたことも挙げられます。
枝毛・切れ毛98.6%削減*!「脱白髪染め」の主役・ファイバープレックス
ファイバープレックスは、現在7万店以上のサロンに導入されているサロンブリーチシェアNo.1ブランド。2017年の発売以来、なめらかな仕上がりが美容師からの絶大な支持を受けています。
人気の理由はファイバープレックスに搭載されている「ボンディング・テクノロジー」。
ダメージ予防の観点から生まれた独自の毛髪補強システムで、ダメージを受けた部分を後から補修するのではなく、毛髪内部を保護・強化するため、強く切れにくい髪へと導くきます。傷みが気になるグレイヘア世代にふさわしい施術となっています。