ロレアルグループの日本における研究開発部門であるロレアル リサーチ&イノベーション ジャパンは、今年の5月29日に、社員向けカフェ「オリガミ・カフェ」をリニューアルオープンしました。
社員の働きやすい職場と環境に配慮した空間を実現する一環として、取り組まれました。
設立40周年を迎えた日本リサーチ&イノベーションセンター
1983年に設立し今年で設立40周年を迎えたリサーチ&イノベーションセンターは、アジア初のロレアルグループ研究開発拠点として建てられました。
設立以来、変革と成長を遂げる中で、特に変化した部分は社員の多様性です。
日本人リサーチャー数名から始まった日本のリサーチ&イノベーションセンターは、いまや230名以上の研究員を擁し、そのうち約25%が外国籍(16か国)をもっています。
多様な言語、文化、習慣をもった社員が、「日本らしさ」をベースに、それぞれがもつ専門性を発揮し、一体となって働くことで、世界で戦えるイノベーションを創造しています。
持続可能性、安全性、品質を最優先し、環境を守りながら人々の生活にプラスの影響を与える価値創造を目指し、グループの戦略的研究開発拠点として日々研究開発に取り組む中で、カフェのリラックスした雰囲気での意見交換は大きな役割を果たしています。
カフェが実際にオープンして訪れる社員の方からは
・ランチやコーヒーだけでなく、集会、セミナー、ミーティングなどいろいろな目的で利用されている
・部門や職種の異なったいろいろな人と会える
・アップサイクル材利用の椅子、緑など、ロレアルが推進しているサステナビリティプログラム「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」に合致したコンセプトに合っている
といった声が聞かれました。
またベジタリアン対応のメニュー、社員が考案したスペシャルブレンドコーヒーなど、社員のダイバーシティや要望を反映したメニュー等がおかれており、有意義な時間が流れている様子がうかがえます。
社員と環境に配慮されたやさしいつくり
そのほか、社員のユーザビリティを高めるためにオンラインミーティング用フォーンブースの導入や、ペットボトルのアップサイクルによって作られたグリーン、そしてカフェで提供されるカトラリーは、竹や紙でできたストローや器が使用されるなど、社員と環境に配慮したつくりとなっています。
リニューアルプロジェクトの責任者であるキャンパスマネージャーのラファエル・シクセルは、「オリガミ・カフェのデザインを一新することで、チーム間のコラボレーションを促進するため、美しさにあふれた空間を作り上げました」とコメントしています。
ロレアルグループのマニフェストにある「私たちは、最高の科学技術を活用し、美の未来を形作るために行動します」とあるように、美しい未来創造のため、ロレアルグループは従事する社員、そして環境に配慮した活動でこれからも世界をリードしていきます。