「友愛」をモットーとし、世界で活躍するトップ美容家のエリート組織として、日本を含め世界17か国に支部をもっているインターコワフュール 。
今月7月1～2日に仏・モンディアルで「2023 モンディアル イベント」が開催され、その熱量がわかる様子が届けられました。
2023 モンディアル イベント イン サントロペ
「2023 モンディアル イベント」に参加した日本勢は、
ナイトの称号が与えられている小河原麻理会員、松木宏紀会員、篠谷信寛会員、オフィサーの室原公美会員、コマンダーの古久保幸治会員、加藤待子会員、パーソナリティ オブ ザ イヤーの山野愛子ジェーン会員、そして特別功労賞の大林博之会員。
7月2日に行われたICD ジャパンのステージでは、テーマタイトルが「ELECTRIC（エレクトリック）」として、折衷主義、日本×サントロペ、和×洋、伝統×モダンをミックスさせたイメージで行われました。
モデルが白の衣装を身にまとい、カットに松木宏紀会員、井手口庄吾会員、セットに古久保幸治会員、そして大林博之会員があたりました。
インターコワフュール
歴史としては、1925年4月14日、スイス、ドイツ、イギリスの美容家代表がドイツ・ハンブルグに集まり、世界のヘア・ファッション業界を推進することを活動目的として「Internatinale Gesellschaft der Damen-Coiffeure（IGDC）」として始まりました。
その後、世界の舞台で活躍する美容家のギョーム、アルベール・プーリエ、ジョン・ファイルなどをメンバーとして加え、組織として著しい発展を遂げました。
1972年より、優れた活動を展開したメンバーに「ナイト」の称号を贈る制度が導入され、アレクサンダー・パリ、ジャック・デサンジュ、モーリス・フランクなど多くの優秀な人材を輩出しています。
現在、インターコワフュールでは、世界のヘアファッションネットワークを構築し年に一度、フランス・パリでイベントを開催。1987年には東京大会も開かれています。
インターコワフュールに加盟し、それぞれの国でヘアファッション界をリードするサロンの数は、2,000軒を超えています。
インターコワフュール ジャパンの取り組み
インターコワフュール設立の趣旨そして目的に従い、日本の優秀卓抜な美容家を、遍くセレクトし、お互い切磋琢磨を重ねながらそのエネルギーを集結総和することによって、世界とつながり、日本の美容を世界に広宣することをその目的としています。
1. インターコワフュールの世界大会及び各種の世界会議、技術会議に出場者、出席者、ならびに研修参加団を派遣し、国際交流を企てる事業
2. 進んでアジア諸国の美容の開発を援助し、緊密な連携を保ってアジアの美容発展に資する事業
3. つねに日本の美容の最先端に立ち、各種の事業を行って、ICDジャパンを美容界並びに社会全体にクローズアップ、PRする事業
4. 会員のステイタスを高め、会全体として各種の会員集会を開いて、会員相互の親睦交流と友愛を育てる事業
5. ジュニア会員の育成に関する事業
6. その他、本会設立の趣旨目的達成に必要な一切の事業
これからもインターコワフュールは、新たなトレンドを開発し、世界にむけて、そして未来に向けてヘアファッション・シーンを積極的にリードしていくとしています。
