
流行を追うだけではなく、髪や体といった“素材”そのものの美しさを引き出す——。 そんな理念のもとに誕生したのが、東京・埼玉を中心に7店舗を展開する「セピアージュ」です。 地域に根ざし、お客様一人ひとりの悩みに丁寧に寄り添う姿勢から、“クリニックサロン”として確かな信頼を築いてきました。
代表の岩崎 剛氏が語るのは、「素材を痛めずに美しさを育てる」という原点。 カラーやパーマの施術を“治療”のように考え、シャンプーの使い方からアウトバスケアまでを徹底して提案する姿勢が、多くのリピーターを生んでいます。
今回は、そんなセピアージュの理念やこだわり、そして長年のパートナーである中野製薬との関係について伺いました。 地域に根ざしながら“素材美”を育む、その哲学に迫ります。
地域と共に“素材美”を育む。クリニックサロン「セピアージュ」の軌跡

株式会社 Sepiage 代表取締役社長 岩崎 剛
髪や体という“素材”を大切にし、クリニックのように根本から美しさを引き出すサロン。——それが「セピアージュ」です。東京と埼玉を中心に7店舗を展開し、地元に根ざしてスタッフと共に歩みを進める同グループは、単なる流行の発信地ではなく、お客様一人ひとりに寄り添う“クリニックサロン”として支持を集めています。


今回は、代表の 岩崎剛氏 に、「クリニックサロン」という理念の意味、ケアの要であるシャンプー提案のこだわり、そして中野製薬とのパートナーシップについて伺いました。
本来の素材を活かす美しさ——“クリニックサロン”という考え方
🅠 セピアージュはどんなサロンですか?

名前にもある通り“クリニックサロン”です。お客様の素材——髪や体——を大切にし、きれいになっていただくことを目指しています。
一時的な流行やデザインを追うのではなく、素材を傷めずに美しさを引き出すという考え方です。まるでクリニックが体を根本から治すように、私たちも髪や体を守りながら本来の美しさを生かしていきたい、そんな思いを込めています。
地元に根ざし、想いを受け継ぐ経営
🅠 セピアージュが誕生した経緯と、経営に込める想いを教えてください。

私が入社する前から会社があり、その後『セピアージュ』が立ち上がりました。約10年後、先代から後を任されました。地元出身として、この街に恩返ししたい気持ちと、「素材を痛めない」というコンセプトへの共感——その思いが私の軸になっています。
就任後は大きな方向転換はせず、スタッフが自分らしく働ける環境を整えることを重視しています。一人ひとりの個性が生かされることで、サロン全体の魅力につながると考えています。
悩みを解決する提案力
🅠 ヘアカラー提案で重視しているポイントは?

トレンドを取り入れるだけでなく、お客様の悩みを解決することを重視しています。たとえば白髪ぼかしなど、デザイン性と機能性を兼ねた提案がその一例です。
お客様自身も気づいていない潜在ニーズを引き出し、新しい発見につなげられるよう心がけています。
🅠 カラー後は“クリニックサロン”として、どのように取り組んでいますか?

ケアの軸はシャンプーです。製品選びだけでなく、使い方まで丁寧にお伝えしています。特に「湯洗いをしっかり行い、その後1分以上泡を立てて置く」ことを徹底してご案内しています。そうすることで成分がしっかり浸透し、シャンプーの効果を最大限に感じてもらえるからです。
さらにアウトバスでは、オイル・ミルク・ミストを髪質や季節、スタイリング習慣に合わせて提案します。大切なのは美容師が一方的に選ぶのではなく、お客様の潜在的なニーズを引き出し、理想の質感に近づけること。インバスとアウトバスの両面からアプローチすることで、素材を守りながら美しさを最大限に引き出せると考えています。
日々の施術を支える、中野製薬の製品
🅠 中野製薬の製品は、サロンワークにどのように役立っていますか?

とても役立っています。特に「エモルテ」のパーマ剤は、低アルカリながらしっかりかかり、繰り返し施術してもダメージを抑えられる点が魅力です。年齢層の高いお客様にも安心して提案できるので、まさに“クリニックサロン”の理念と一致しています。
カラー剤「キャラデコ」についても、発色やラインナップが優れていて、幅広い年代に対応できます。しかもコストパフォーマンスにも優れているため、現場にとっても経営にとっても心強い存在です。こうした薬剤を提案してくださることに、非常に感謝しています。
セピアージュの強みは“クリニックサロン”としての理念と、それを支えるスタッフ一人ひとりの個性。そして中野製薬とのパートナーシップによる確かな技術だ。今後も地域に根ざしながら、美しさを守り育てるサロンとして歩み続けるだろう。
“素材を痛めない”という信念のもと、地域と共に歩み続けるセピアージュ。 一人ひとりの髪と真摯に向き合う姿勢は、まるで美容を通じて心を癒すクリニックのよう。
これからも、スタッフの手と想いが紡ぐ“素材美”の輪が、街の中に静かに広がっていくことでしょう。
“素材美”を形に。セピアージュが描く3つのスタイル
「素材を痛めない」「本来の美しさを引き出す」。 その理念は、セピアージュのヘアデザイン一つひとつにも息づいています。 ここでは、“クリニックサロン”として培った技術と感性を融合させた3名のスタイリストによる最新スタイルをご紹介します。
担当美容師 株式会社 Sepiage 代表取締役社長 岩崎 剛


テーマ/素材美を活かす。
髪、顔立ち、骨格という他の誰にも真似できない素材を最大限に活かしモデルさんの魅力を引き出す事
【カラーメニュー】NR/m-7:R/v-7 5:1
【使用アイテム】モデニカ ナチュラルM
担当美容師 千葉 肇佑



テーマ/アメリカンカジュアル×アンニュイ
癖毛のような波打つカールと濡れ感。また衣装やメイクでテーマを表現しました。
【パーマ】 エモルテ コスメ ハード
【カラーメニュー】O/v-11 : A orange/a 1:20% OXY6%
【使用アイテム】モデニカ ナチュラル F
担当美容師 武石 慶太



テーマ/ヌーディ、艶のあるダークトーン
スタイリングは作りすぎず、カラーもダークトーンで職業や男女問わず誰でも挑戦できるカラーで透明感を出せるようにしました。
【カラーメニュー】N 3m:D navy/dk:CLEAR-t 1:1:1
【使用アイテム】
●グラマラスカールN スプレー ナチュラルシャイニー
●グラマラスカールN スプレーワックス
●グラマラスカールN オイルエッセンス ライト
※モデルの写真に全て、Photo 小原 聡太
使用した商品
CARADECO キャラデコ

高発色と500色を超える豊富な色展開に加え、ダメージを軽減しながら染料補給できるノンアルカリタイプのティンターをラインナップ。ALCベース処方で髪への負担を抑えつつ、染色性や施術後の手触りを追求。
GLAMAROUS CURL N グラマラスカールN

毛髪補修成分と植物由来成分でツヤとうるおいを与え、熱で補修効果を定着させるヒートアクティブ処方。ダメージケアとスタイル保持を両立。ケアとデザインを一度に叶え、日常のスタイリングをより簡単かつ長持ちさせることで、カールやウェーブを美しく魅せる。
MODENICA NATURAL モデニカナチュラル

“鼻血が出るほどかっこいい”をテーマに「キメすぎないかっこよさ」を提案するブランド。ポンプフォーマー採用のフォーム「F」は柔らかく適度な弾力のある泡が、ソフトな動きを実現。バームミルク「M」は油分を感じるコクのあるクリームが、“ツヤ”と柔らかい質感のキープを実現。

中野製薬株式会社
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京都市山科区東野北井ノ上町6番地20
お客様相談センター : 0120 – 075570
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