【メンズ】ジェルワックスの正しい使い方!失敗しないコツやおすすめ商品を紹介!

ジェルワックスの使い方が分からず、髪が固まったり、逆にペタッとしたりして、朝のスタイリングに失敗した経験はありませんか。自分に合う商品がどれなのか、悩んでいる方も多いかもしれません。

この記事では、そんなお悩みを解決するため、ジェルワックスの基本的な知識から失敗しないための正しい使い方、髪型別のセットのコツ、そして厳選したおすすめ商品まで、初心者にも分かりやすく徹底解説します。

最後まで読めば、あなたも毎朝のスタイリングに自信が持てるようになり、一日中崩れない理想のヘアスタイルが手に入ります。

目次

ジェルワックスとは?基本的な特長を理解しよう

ジェルワックスを使いこなすためには、まずその基本的な特長を理解することが重要です。ジェルワックスには主に3つのポイントがあります。

  1. ジェルワックスの定義
  2. ワックスとの違い
  3. ジェルワックスのメリット・デメリット

これらのポイントを一つずつ詳しく見ていくことで、ジェルワックスへの理解が深まり、スタイリングの失敗を減らせるでしょう。

1.ジェルワックスの定義

ジェルワックスとは、ヘアワックスの持つ柔軟な操作性と、ヘアジェルの持つ硬いセット力を兼ね備えたスタイリング剤です。専門的には「ワックスのファイバー成分による可動性と、ジェルの樹脂成分による固定力を両立させた製品」と定義されます。

簡単に言えば、ワックスのように髪になじませやすく、自由に動かせるのに、最終的にはジェルのようにカチッと固まってスタイルを長時間維持してくれる、いいとこ取りのアイテムです。朝の忙しい時間でも手早くスタイリングでき、作った髪型が崩れにくいことから、多くの社会人や学生に人気があります。

2.ワックスとの違い

ジェルワックスと他のスタイリング剤との違いを理解するのは、理想の髪型を作る上で非常に重要です。特にワックスやジェルとの違いを知ることで、シーンに応じた最適な選択が可能になります。

ジェルワックスは、ワックスの「動かしやすさ」とジェルの「固定力」の中間に位置するスタイリング剤と言えます。以下の表で、それぞれの特長と得意なスタイルを比較してみましょう。

種類ホールド力ツヤ感再整髪得意なスタイル
ジェルワックス強い強い難しいツヤのある七三、パーマ
ワックス弱い〜強い様々簡単束感のある無造作ヘア
ジェル最も強い最も強いほぼ不可能ウェットなオールバック

このように、TPOや目指すスタイルによって使い分けるのが、おしゃれ上級者への近道です。

3.ジェルワックスのメリット・デメリット

ジェルワックスは非常に便利なスタイリング剤ですが、その特性を理解せずに使うと思うような仕上がりになりません。メリットとデメリットを公平に比較し、あなたのライフスタイルや求める髪型に合っているか見極めましょう。

最大のメリットは、ツヤ感とホールド力を両立させ、一日中スタイルをキープできる点にあります。一方で、乾くのが速いため、スタイリングに時間をかけられない点がデメリットです。

メリットデメリット
ツヤ感を出しやすい速乾性のため素早いセットが求められる
強いホールド力で長時間スタイルを維持つける量の調整が初心者には難しい
水溶性でシャンプー時に簡単に落とせる一度固まると修正がほぼ不可能

これらの特性を理解し、うまく付き合っていくことが、ジェルワックスを使いこなす鍵となります。

【基本】ジェルワックスの正しい使い方

ジェルワックスのポテンシャルを最大限に引き出すには、正しい手順で使うことが不可欠です。ここでは、基本となる5つのステップを丁寧に解説していきます。

  • STEP1:髪をドライヤーで整える
  • STEP2:ジェルワックスを手にとる
  • STEP3:後ろ→前、根元→毛先の順でなじませる
  • STEP4:全体を整える
  • STEP5:キープ&仕上げ

この手順を守るだけで、仕上がりのクオリティが格段に向上します。各ステップのポイントを詳しく見ていきましょう。

STEP1:髪をドライヤーで整える

スタイリングの成功は、ドライヤーのかけ方で8割決まると言っても過言ではありません。まずはタオルで髪の水分をしっかりと拭き取り、その後ドライヤーを使って髪全体の8割程度を乾かしてください。

この「8割乾かす」が重要なポイントです。少し湿り気が残っている状態が、ジェルワックスが最もなじみやすく、効果を発揮するからです。作りたい髪型のシルエットを意識しながら、根元から毛先に向かって風を当てていくと、後のスタイリングが格段に楽になります。

STEP2:ジェルワックスを手にとる

ジェルワックスを効果的に使うための次の鍵は、適切な量を見極めることです。基本的には500円玉程度の量を推奨しますが、これはミディアムヘアの場合の目安となります。

髪が短い方や毛量が少ない方は10円玉程度から、多い方は少しずつ足すなど、自分の髪に合わせて調整しましょう。特に初心者のうちは、少量から始めて足りなければ追加する方法が失敗を防ぐコツです。手に取ったジェルワックスは、指の間までしっかりと、透明になるまで両手で薄く伸ばしてから使用してください。

STEP3:後ろ→前、根元→毛先の順でなじませる

ジェルワックスを髪につける際は、塗布する順番が仕上がりを大きく左右します。最も重要なのは、ボリュームを抑えたい後頭部やサイドから先につけ、最後に動きを出したい前髪などにつける「後ろから前へ」という流れです。

両手に伸ばしたジェルワックスを、後頭部の根元付近から手ぐしを通すようにしてなじませます。次にサイド、そしてトップの順で全体に行き渡らせましょう。根元から毛先に向かってつけることで、髪が根本から立ち上がり、スタイルが崩れにくくなります。

STEP4:全体を整える

ジェルワックスが髪全体になじんだら、理想の形を具体的に作っていく工程です。ジェルワックスが固まり始める前の、わずかな時間で手早く行うのがポイントです。指先を使って毛束をつまむようにして束感を作り、全体のシルエットに立体感を出していきましょう。

トップは少し持ち上げて高さを出し、サイドは抑えることで、メリハリのある「ひし形シルエット」を目指します。ひし形シルエットは、どんな顔型にも似合いやすく、バランスの取れた印象を与える黄金比です。最後に、鏡を見ながら毛流れを微調整し、全体のバランスを整えます。

STEP5:キープ&仕上げ

スタイリングの最終工程は、作り上げた髪型を一日中キープさせるための仕上げです。ジェルワックスは時間とともに自然に固まりますが、もう一手間加えることをおすすめします。

全体の形が決まったら、手のひらに残ったわずかなジェルワックスで、表面や毛先を軽く整えて最終調整してください。その後、ドライヤーの冷風を全体に当てることで、ジェルワックスの硬化を速め、セット力をさらに高められます。絶対に崩したくない場面では、ハードスプレーを軽く吹きかけると完璧です。

ヘアスタイル別ジェルワックスの活用法

ジェルワックスは、その特性を活かすことで様々なヘアスタイルに対応できる万能スタイリング剤です。ここでは代表的な5つのヘアスタイル別に、ジェルワックスの活用法を紹介します。

  1. パーマ
  2. オールバック
  3. 七三スタイル
  4. ツーブロック
  5. センターパート

それぞれのスタイリングのコツを掴み、ワンランク上の仕上がりを目指しましょう。

1.パーマ

パーマスタイルにジェルワックスを使用する場合、カールやウェーブ感を美しく再現し、ツヤを与えることが目的です。適量(10円玉〜500円玉程度)を両手でよく伸ばし、髪の中間から毛先にかけて、優しく揉み込むようにしてなじませるのがポイントとなります。

髪を握り込むようにしてジェルワックスをつけると、パーマのカールがくっきりと蘇り、立体的な動きを表現できます。根元からつけると重たい印象になるため、あくまで毛先の動きとツヤを強調することを意識して、優しくスタイリングしてください。

2.オールバック

清潔感と男らしさを同時に演出できるオールバックは、ジェルワックスの得意とするスタイルの一つです。このスタイルの場合は、前髪から後ろに向かって、手ぐしで一気にかきあげるようにジェルワックスを塗布するのが成功の秘訣です。

ある程度多めのジェルワックスを手に取り、髪の根元からしっかりとつけ、全体の毛流れを後ろ方向に持っていきます。その後、コーム(くし)を使って表面の毛流れを整えることで、よりタイトで洗練された印象に仕上がります。一日中崩れない美しいオールバックが完成するでしょう。

3.七三スタイル

ビジネスシーンからフォーマルな場まで対応できる七三スタイルは、ジェルワックスを使えば上品に仕上がります。まずコームで分け目を作り、その後、ジェルワックスを前髪から後ろに向かって手ぐしでなじませていくのが基本です。

根元からしっかりなじませることで、作った毛流れが崩れにくくなります。トップには少しボリュームを持たせつつ、サイドはタイトに抑えることで、バランスの良いシルエットが生まれます。最後にコームで髪の表面をとかし、毛流れをきれいに整えれば完成です。

4.ツーブロック

サイドを刈り上げたツーブロックスタイルは、トップの髪とのコントラストが魅力です。サイドはすでに短く刈り上げられているため、ジェルワックスはトップ部分を中心に使うのが鉄則と言えます。

ジェルワックスをなじませた手で、トップの髪を立ち上げたり、サイドに流したりして動きをつけましょう。この時、刈り上げ部分と長い髪の境界線をぼかすようになじませると、より自然な仕上がりになります。トップに作った束感や動きが、シャープで清潔感のある印象を与えます。

5.センターパート

ナチュラルで知的な印象を与えるセンターパートは、作り込みすぎないのが成功のコツです。根元の自然なふんわり感を残すため、襟足から後頭部、そして最後に前髪という順で、髪の中間から毛先を中心になじませていくのがポイントです。

まず、バックの髪にジェルワックスをなじませて土台を作ります。その後、手に残った少量のジェルワックスで、センターで分けた前髪の毛先をサイドに流すように整えてください。根元につけすぎるとペタッと潰れるので注意が必要です。

おすすめのジェルワックス3選

市場には数多くのジェルワックスが存在します。ここでは、初心者から上級者まで幅広く支持され、特に評価の高いジェルワックスを3つ厳選して紹介します。

  •  ナカノ スタイリング タント ジェル 10
  • ギャツビー スーパーハードジェル
  • オーシャントリコ ジェックス

あなたの髪質や目指すスタイルにぴったりの一本がきっと見つかるはずです。それぞれの特長を詳しく解説します。

ナカノ スタイリング タント ジェル 10

プロのヘアスタイリストたちからも絶大な支持を得ているのが、ナカノ スタイリング ジェル 10です。ハードなホールド力で、一度作ったスタイルをしっかりと固め、毛束感をツヤやかにキープしてくれるのが最大の特長です。

バリっとした硬質な仕上がりを求める方や、髪が硬くてスタイルが崩れやすい方に特におすすめします。シトラスフローラルの爽やかな香りも、使うたびに気分を上げてくれます。サロンクオリティの仕上がりを自宅で再現したいと考える、本物志向のあなたにぴったりなジェルです。

ナカノ スタイリング タント ジェル 10 の公式HPはこちら

ギャツビー スーパーハードジェル

コストパフォーマンスを重視しつつも、高い性能を求めるならギャツビーのスタイリングジェル スーパーハードが最適です。「ガチッと強力セット超持続」というキャッチコピーの通り、速乾性に優れ、湿気の多い日でも作ったスタイルを長時間維持します。

白い粉が出にくいフレックスポリマーを配合しており、手直しをしても清潔感を損ないません。また、髪を保護するトリートメント成分が含まれているのも嬉しいポイントです。速乾性でベタつかないため、朝の忙しい時間でも手早くスタイリングを済ませたい、効率重視の方におすすめできます。

ギャツビー「スーパーハードジェル」の公式HPはこちら

オーシャントリコ ジェックス

人気美容室「OCEAN TOKYO」がプロデュースするオーシャントリコ ジェックスは、操作性の高さで人気を集めています。すぐに固まらない処方が施されており、「遊べる時間」が確保されているため、スタイリングにじっくり時間をかけたい初心者の方に特におすすめです。

固まる前は自由に動かせますが、乾いた後は風にも崩れない強力なキープ力を発揮します。また、弾力のある仕上がりになるため、パーマスタイルのカール維持にも適しています。こだわりの束感やシルエットを、焦らずに作り込みたいあなたにぴったりの進化系ジェルワックスです。

オーシャントリコ「ジェックス」の公式HPはこちら

ジェルワックス使用後のケア方法

ジェルワックスで完璧なスタイリングができても、その後のヘアケアを怠ると髪や頭皮にダメージが蓄積する可能性があります。ケアで重要なのは、以下の3つのポイントです。

  1. ・正しい洗い流し方
  2. ・髪へのダメージを防ぐ方法
  3. ・頭皮ケアのポイント

健やかな髪と頭皮を保つために、それぞれのポイントをしっかり確認していきましょう。

1.正しい洗い流し方

ジェルワックスを使った日のシャンプーは、普段よりも少し丁寧に行うことが重要です。幸いなことに、ほとんどのジェルワックスは水溶性のため、お湯で比較的簡単に洗い流せます。

まず、シャンプーをつける前に、38℃程度のぬるま湯で1〜2分間、髪と頭皮をしっかりと予洗いしてください。この予洗いで、ジェルワックスの大部分を落とせます。その後、シャンプーをよく泡立て、指の腹を使って頭皮をマッサージするように優しく洗いましょう。すすぎ残しは頭皮トラブルの原因になるため、丁寧に洗い流すことが大切です。

2.髪へのダメージを防ぐ方法

ジェルワックスは便利なアイテムですが、毎日の使用で髪に負担がかかる可能性も否定できません。髪へのダメージを最小限に抑えるためには、使用頻度の調整や、日々のトリートメントケアが不可欠です。

例えば、休日はスタイリング剤を使わずに髪を休ませる「休髪日」を設けるのも一つの手です。また、シャンプー後には必ずトリートメントを使用し、髪に潤いと栄養を補給しましょう。特に髪のパサつきが気になる場合は、週に1〜2回、集中補修効果のあるヘアマスクを取り入れることをおすすめします。

3.頭皮ケアのポイント

健康な髪は、健康な頭皮という土壌から育ちます。ジェルワックスの洗い残しは、フケやかゆみ、さらには抜け毛といった頭皮トラブルの原因になりかねません。日々のシャンプーで頭皮を清潔に保つことはもちろん、定期的な頭皮マッサージを取り入れると、血行が促進され、より健やかな環境を維持できます。

シャンプー中に、指の腹を使って頭頂部や側頭部を優しく揉みほぐすだけでも効果的です。また、自分の頭皮の状態に合った製品を選ぶことも重要です。もし赤みやかゆみが続く場合は、自己判断せず、皮膚科の専門医に相談してください。

【まとめ】ジェルワックスの正しい使い方を知って失敗のないスタイリングを!

本記事で解説したポイントを押さえれば、ジェルワックスを自在に操り、失敗知らずのスタイリングが可能です。「濡れた髪に、適量を、後ろから」という基本ステップから、髪型別テクニック、髪と頭皮をいたわるケア方法まで、必要な知識はすべて網羅しました。

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正しい使い方をマスターすれば、毎朝のスタイリングが自信に変わり、あなたの毎日をより輝かせるはずです。さあ、理想のヘアスタイルで新しい一歩を踏み出しましょう。

ナカノ スタイリング タント ジェル 10 の公式HPはこちら

ギャツビー「スーパーハードジェル」の公式HPはこちら

オーシャントリコ「ジェックス」の公式HPはこちら

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