ゆるふわヘアやウェットヘア、まとめ髪など、さまざまなヘアスタイルに使えるヘアワックス。
男性向けのアイテムというイメージをもつ方もいらっしゃるかもしれませんが、質感や仕上がりに応じて使うことのできるヘアワックスは、女性のヘアセットにもとても役立つアイテムです!
この記事では、ヘアワックスでつくれるスタイルや効果的な使い方、おすすめの商品をご紹介していきます。
ご自身にピッタリなレディースワックスを選んで、ワンランク上のヘアスタイリングを目指しましょう!
ヘアワックス5種類を徹底解説!
レディースワックスには、ファイバータイプやクリームタイプなどのさまざまな種類があり、セット力もソフト〜ハードまで幅広く展開されています。
- ファイバータイプ
- クレイタイプ
- ミルク・クリームタイプ
- バーム・グロスタイプ
- スプレータイプ
基本的には、髪が短くなるほどセット力の高いものを、長くなるほど弱めのものを使用するのがおすすめです。
テクスチャーの種類によってつくりやすいスタイルや質感、適した髪質が異なるので、自分にあったタイプを選ぶのが大事ですよ!
保湿成分が配合されているか、落としやすいかどうか、香りやコスパが良いかどうかなども、あわせてチェックしたいポイント。
好みや使いやすさなども考慮して選んでくださいね!
それでは、ヘアワックスの種類と選び方をご紹介していきます!
動きや束感をつくる【ファイバー】
<ファイバータイプの特徴>
- 糸を引くように伸び、髪に馴染ませやすい
- 適度なツヤ感とセット力がある
- 束感や毛先の動きをつくる
- ふんわりヘアに最適
- ややベタつきやすい
<適した髪質・スタイル>
- 硬毛、くせ毛、毛量が多い方
- セット力に応じて、ショート・ボブ〜ミディアム(ロング)まで
- 軟毛のパーマスタイル
ファイバータイプはヘアワックスの定番とも言えるタイプで、固さや質感の種類が豊富に展開されています。
そのため、ショートやボブの方はセット力の高い商品を、ミディアムの方はセット力が少し弱めの商品をと、ヘアスタイルに応じて選ぶのがポイントです!
ファイバータイプはヘアスタイルを問わずに使えますが、基本的には毛先の動きや束感、ふんわり感のある仕上がりを得意とするため、中でも特にショートヘアやボブにおすすめですよ。
クセを活かすこともおさえることも可能で、髪の油分を補う効果もあるため、硬毛でパサつきやすい方、くせ毛の方にも最適です。
また、適度な軽さもあるので、軟毛でパーマをかけているという方にもピッタリですね!
無造作感をつくる【クレイ】
<クレイタイプの特徴>
- ツヤをおさえ、マットでドライな質感になる
- セット力が強い
- 無造作感をつくる
<適した髪質・スタイル>
- ショートヘア
- ボリュームダウンさせたいボブ
- ナチュラル、カジュアルな雰囲気
- アッシュ、グレーなどクール系のヘアカラー
- 軟毛の方
ペースト状でドライな質感が特徴のクレイタイプは、無造作感を演出できます。
軽さとセット力の強さを兼ね備えているため、軟毛の方や毛量が少なめの方でもベタつかず、動きを出しやすいですよ!
かっちり感のないラフな印象のため、ナチュラルなこなれ感のあるスタイルに仕上げることができます。
また、整髪料をつけている風に見せたくないという方にもおすすめです!
セット力の必要なショートヘアや寒色系のヘアカラーとは特に相性が良く、カジュアルでクールな雰囲気を演出してくれますよ!
しっとりまとめる【ミルク・クリーム】
<ミルク・クリームタイプの特徴>
- 柔らかくなめらかで、髪馴染みがいい
- ツヤ、まとまりが出る
- セット力はあまり強くない
- ベタつきにくい
<適した髪質・スタイル>
- ミディアム、ロング、まとめ髪
- 軟毛、毛量が少なめの方
- 髪の広がりやパサつきが気になる方
うるおいのあるミルク・クリームタイプは、髪をしっとりとまとめ、ツヤを出してくれます。
髪を固めずに扱いやすくしてくれるため、初心者さんにも使いやすいのが嬉しいですね!
髪のパサつきや広がりを防いでくれるので、ナチュラルにまとまったスタイルに仕上げたい方や、ミディアム・ロングヘアに向いています。
ポニーテールなど、自然なまとめ髪をつくるのにも役立ちますよ!
また、特にミルクタイプはテクスチャーが軽めの商品が多いので、髪が細く柔らかい方にもおすすめです。
ボリュームはキープしたまま、ツヤを出したいという方にもピッタリですね!
ウェット感をつくる【バーム・グロス】
<バームタイプの特徴>
- 適度な束感とウェット感をつくる
- 保湿成分が豊富でケア効果もあり、髪以外に使える商品も多い
- 天然由来の成分のものが多く、敏感肌にも◎
- セット力はあまりない
<グロスタイプの特徴>
- 強めのウェット感、ツヤ感をつくる
- みずみずしく、髪に馴染ませやすい
- 程よいキープ力がある
<適した髪質・スタイル>
- 濡れ髪ヘア
- ダメージヘア、硬毛の方
- パーマスタイル
髪にツヤ感を出してくれるのがバーム・グロスタイプです。
濡れ髪スタイリングに最適で、おしゃれ感のあるヘアスタイルをつくることができますよ!
保湿ケア効果を求めるならバーム、強めのウェット感をキープするならグロスを選びましょう。
どちらも髪の長さや髪質を問わずに使えますが、比較的重めのテクスチャーのため、どちらかと言えば髪の硬い方、毛量の多い方におすすめです。
特にグロスタイプは、パサつきやすいパーマのセットにもピッタリですよ!
エアリー・スタイルキープ【スプレー】
<スプレータイプの特徴>
- スタイリングした髪を固めてキープ
- 空気を含ませて、エアリー感を演出
- 霧状で髪全体に塗布しやすい
<適した髪質・スタイル>
- 猫っ毛、ボリュームの出にくい方
- 髪がへたりやすい方
- スタイリングをしっかりとキープしたい日
スプレータイプは、ふんわりとした空気感をつくったり、スタイルをキープしたりするのに役立ちます!
巻き髪やアレンジをキープしやすくするものだけでなく、ツヤ出し用のスプレーなども展開されています。
髪同士を固める効果はなく、スプレー単体だとナチュラルなスタイルに仕上がるので、セット力を求める方は他のスタイリング剤との併用もおすすめですよ!
ヘアワックスの使い方
ヘアワックスを使う前に、まずはドライヤーでしっかりと髪を乾かしましょう。
塗布するときは、一度に大量をつけないように、少量を手のひらで伸ばしてから何回かに分けて馴染ませてくださいね!
この際、手を大きく動かして、大胆につけるのがポイント!
大きくスタイルをつくっても、ワックスが髪と馴染んで自然に収まってくれますよ。
また、大胆に動かすことで、一箇所につけすぎたことによるベタつき・固まりも防ぐことができます。
ここからは、ヘアスタイル別の効果的な使い方をご紹介していきますので参考にしてみてくださいね!
全体にもみ込んでつける【ショートヘア】
<使い方の手順>
- ヘアワックスを手のひらに馴染ませる
- 髪の根本から、トップ〜サイドやバックにかけてくしゅくしゅともみ込む
- 手に余った分で前髪や襟足に軽くつける
使用時のポイント
ワックスを手のひらに馴染ませ、表面だけの塗布ではなく髪の内側から全体的にワックスをつけましょう。
ショートヘアの方は髪の根本付近から馴染ませるとよいです!全体を指でつまむようにバランスを見てととのえると◎
ポイントで使う【ボブ・ミディアムヘア】
<使い方の手順>
- ヘアアイロンでストレートや巻き髪にセット
- 毛先など、動きをつけたい箇所にピンポイントでヘアワックスをつける
使用時のポイント
ボブやミディアムヘアは、髪全体にワックスをつけると重たい印象になってしまうので、動かしたい箇所に部分的につけましょう。
ヘアワックスを手にしっかり馴染ませ、表面ではなく内側からもみ込むようにつけていきましょう!
髪の広がりをおさえたい場合、ワックスをつけるのは内側だけでOKです。
表面のツヤ出しにも、最後に手に残った分を馴染ませる程度にとどめておくと失敗を防げますよ!
レイヤースタイルでしっかりと動きをつけたい方は、中間〜毛先をくしゃっと握るようにつけて、形をととのえていきましょう。
軽いタッチで触るようにつける【ロングヘア】
<使い方の手順>
- ヘアアイロンでストレートや巻き髪にセット
- 内側、耳横あたりから毛先にかけて、軽く触るようにヘアワックスをつける
- 毛先は下から握るようにつけて、広がりをおさえる
使用時のポイント
ワックスを根元にはつけないで、中間〜毛先にかけて塗布していくのがポイント。質感が均一になるように、軽いタッチでまんべんなく馴染ませていく。
バサッとした印象に見えないよう、毛先には再度ヘアワックスを塗布して、ナチュラルなまとまりをつけましょう。
ヘアワックスの落とし方
ヘアワックスを落とすには、まずはぬるま湯で念入りに予洗いをしましょう。
- ぬるま湯(38度程度)で髪をよく濡らして、ヘアワックスを落とす
- ヘアワックスがしっかりついている部分や固まっている部分は、コンディショナーでほぐしていき、ぬるま湯でしっかりとすすぐ
- シャンプーで残ったヘアワックスを落とす
お湯で落としきれない分だけ、コンディショナーでヘアワックスによる髪の固まりをほどいていきます。
バームのようなセット成分が少ないヘアワックスなら、予洗いとシャンプーだけでも十分ですよ!
シャンプー・トリートメント後はしっかりと洗い流し、ドライしてくださいね。
初心者におすすめなレディースワックス5選
中野製薬 ナカノ スタイリング タント ワックス4
中野製薬 TANTO 公式HPより引用
<価格>
90g ¥1,430(税込)
<特徴>
- 自然なツヤと柔らかい質感をつくる
- 保湿成分配合で、乾燥した髪にうるおいを与える
- 紫外線やヘアカラーのダメージを補修
- シトラスフローラルの香り
つくりたい質感やスタイルに応じて、幅広いラインアップのファイバーワックスを展開している「ナカノ タントワックス」は、伸びがよく髪に馴染ませやすい点や、密着性が高く束感や動きをつけやすい点に定評があります。
こちらの4番は、自然な質感と程よいセット力が使いやすいので、初心者の方にもおすすめです!程よい束感・動きで自然なスタイルに。
操作しやすく、イメージ通りのスタイルをつくることができますよ!
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b-ex ロレッタ メイクアップワックス 4.0
b-ex ロレッタ 公式HPより引用
<価格>
65g ¥2,200(税込)
<特徴>
- 程よい軽さとキープ力で弾むような毛先を表現
- サラッとしたテクスチャーでベタつきが少ない
- 柔らかいウェーブや質感をキープ
- ほのかなローズ系の香り
こちらは可愛らしいパッケージが特徴のファイバー状ヘアワックスです。
柔らかい質感と弾むような毛先を表現してくれるので、ゆるふわ系のスタイリングやポニーテールにもピッタリですよ!
固すぎず、ベタつきの少ないテクスチャーで程よく伸びがあるので、誰でもスタイリングしやすいのが嬉しいですね。キープ力はあまり高くないので、ナチュラルに仕上げたいときやツヤ出しにもおすすめです!
ミルボン プレジュームワックス 7
ミルボン 公式HPより引用
<価格>
90g ¥1,430(税込)
<特徴>
- 力強い動きと無造作感をつくる
- ハードなセット力
- 髪に馴染みやすいクリームタイプ
美容室でも使用されているプレジュームワックスシリーズの中で最もセット力が高いのがこちらの7番で、男性にも人気な商品です。
しっかりと動きや束感をつくりつつ、ナチュラルなツヤ感も出るので、ショートヘアの女性にもおすすめですよ!
伸びが良く髪に馴染ませやすい点、ハードなセット力なのにすぐに固まらない点、軽さの出る点が魅力で、初心者の方にも使いやすいヘアワックスです!
product(プロダクト) ヘアワックス
product 公式HPより引用
<価格>
42g ¥2,178(税込)
<特徴>
- 髪だけでなく全身に使えるマルチバーム
- 濡れ髪スタイルをつくる
- 髪にも肌にもやさしい自然由来の保湿成分配合
- タンジェリン、ダマスクローズ、ネロリの3種類の香り
ヘアバームのパイオニアとも言えるこちらは、自然由来の成分で全身の保湿に使える商品です!
手の上で温めてオイル状にしてから、髪の毛に馴染ませて使ってくださいね。
セット力はないものの、少なめに使用すれば束感を、多めに使用すればウェット感を出し、まとまったスタイルに仕上げることができます!
コンパクトなサイズ感は持ち運びにも適しているので、パサつき防止、ツヤ出しや保湿用にバッグに忍ばせておくと、とても重宝しますよ!
Lebel TRIE(トリエ)スプレー 10
Lebel 公式HPより引用
<価格>
170g ¥1,760(税込)
<特徴>
- スタイリングを、しっかりハードに瞬間キープ
- 油分防止&水分保持するオイルの保護膜の上にスタイリング成分が広がり、ムラのない仕上がり
- ベタつきのない軽い質感
質感別にいくつもの商品が展開されているTRIEシリーズの中で、最もハードなキープ力を持つこちらの10番のヘアスプレー。
しっかりキープしてくれるのに、ベタつきや固さの気にならない、軽い質感に仕上げてくれる優れものです!
ムラなく塗布しやすい霧状のスプレーやクセのない使用感は、初心者の方でも扱いやすいですよ!
まとめ:ヘアワックスでなりたいヘアをかなえよう!
この記事では、種類別ワックスの特徴・使い方、初心者におすすめしたい商品をご紹介しました。
ご自身にあったワックス選びと使用時のポイントをおさえて、ヘアワックスでワンランク上のヘアスタイリングをかなえましょう!
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