
花王株式会社は2025年4月22日、カネボウ化粧品が「完璧より“希望”をまとう」をテーマに、7月〜8月にかけて登場するベース・ポイントメイクの新製品を初公開した。注目は、独自技術による“消えるカバー力”ファンデーションと、「影を足す眉」「湿度をまとう唇」という次世代メイク提案。
今回のテーマは、完璧さを求めるのではなく、 メイクアップによって“まだ先がある”と感じられるような、 自己肯定感を育てる提案が印象的でした。
カネボウ ライブリースキンウェア Ⅱ
「カバーしたい、でも厚塗りはしたくない」という矛盾を解消すべく進化※1した、 カネボウの人気美容液ファンデーション「ライブリースキンウェア Ⅱ」。 光の拡散と補正効果を活かした“消えるカバー力”により、 素肌感と補正力の両立を実現。

発売日 | 2025年8月予定 |
---|---|
容量 / 価格 | 30mL・税込12,100円 |
色展開 | 全10色(新名称+色調ガイド付き) SPF4 PA + |
肌と塗膜が一体化するようなジェル膜設計に、厚みと光拡散性を両立した新処方を採用。 カバー力を高めながらも化粧感を排除し、まるで素肌そのものが格上げされたような仕上がりへ。 さらにスキンケア効果も追求されており、4週間使用後には乾燥小ジワやキメの目立たなくします。※2 メイクを落とした後までうるおい感のある設計で、ふっくらとキメの整ったなめらかな肌に整え、落とした後も生命感あふれる素肌へと導きます。
ライブリースキンウェア Ⅱが10色展開となった背景には、“素肌になりきる”というファンデーションの思想があります。従来の「隠す」ではなく「引き立てる」設計をさらに進化させ、塗膜そのものが肌と一体化する処方を実現。
そのため、明度だけでなく肌の色味に寄り添うニュートラルトーンにも厚みを持たせ、多様な肌印象に対応できるようラインナップを設計しています。色名と番号による新表記で直感的に選びやすく、「似合う色」だけでなく「なりたい印象」で色を選べる自由度の高さも特長です。
※1KANEBO内において※2効能評価試験済
影で魅せる眉──7月発売のポイントメイク新作
カネボウ アイブロウシェードライナー(付け加減マユライナー)

種別 | リキッドアイブロウ(平筆・影色タイプ) |
---|---|
色展開 | S1 Grayish Shade / S2 Brownish Shade |
価格 | 税込3,850円 |
「眉を描かず、醸し出す」という発想で開発された新リキッドアイブロウ。微細な肌色顔料による透ける影色が、眉に自然な存在感を与える。平筆の角度を変えることで、眉頭から眉尻までテクニックレスに描ける設計。
カネボウ アイシェード グラディエント(グラデーションアイブロウパウダー)

種別 | パウダーアイブロウ & ノーズ/アイシャドウ |
---|---|
色展開 | 定番3色:EG1 Cool Brown / EG2 Warm Brown / EG3 Light Brown 限定2色:EX1 Elegant Mauve / EX2 Stylish Khaki |
価格 | 税込2,750円 |
2色ブレンドで自然な陰影を叶えるグラデーション設計。 男女問わず使いやすい柔らかな発色で、顔立ちに奥行きを与える。 限定色「カーキ」や「モーブ」は、目元に洒落感を宿すニュアンス系カラー。
生命感を宿す唇──7月限定ルージュ 2シリーズ
カネボウ ルージュ スターヴァイブランドント(美容液ルージュ・濃密シアー)

価格 | 税込4,620円 |
---|---|
限定3色 | V14 Berry Confiture(ラズベリー) EX12 Less Is Bold(シアーブラック) EX13 Vintage Wine(ブラウニッシュレッド) |
シアーな透け感と濃密さを両立した“鼓動の赤”リップ。 唇の水膜のようなツヤと高発色で、ひと塗りでエネルギーを感じる仕上がりへ。
カネボウ ルージュ スター ブリーズ(美容液ルージュ・ブリージングマット)

価格 | 税込4,620円 |
---|---|
限定3色 | P190 Deep Humour(パール入りディープブラウン) B110 Theatrical Red(鮮烈レッド) B210 Roasted Fig(ブラウニッシュローズ) |
マットなのに“湿度”を感じさせる独自の質感。奥行きあるカラーで唇に粋な影を落とし、12時間後も潤い感が続く処方。
ブランドが掲げるテーマは「希望をまとう日常」
発表会では、「完璧より、“まだ先がある”と思えるメイク」というコンセプトのもと、眉や唇が表情に与える影響を再定義。
“描く”から“影を足す”へ、“隠す”から“魅せる”へ。カネボウが提案する未来のメイクアップは、自分らしさをそっと肯定し、日常に希望の光を添えるようなアプローチでした。
この秋のカネボウ新作は、ただ肌を彩るだけでなく、表情や気持ちにそっと寄り添ってくれるような存在になりそうです。