CANMAKE 公式HPより引用
アイメイクで欠かせないマスカラですが、最近は「マスカラ下地」もよく話題になっていますね。ファンデやリップのように簡単にメイク直しができないアイメイクは、朝のメイク時間でしっかりと作り込んでおきたいもの。
特に、マスクの蒸れや暑さによってアイメイクの滲み・崩れが気になるこの時期は、マスカラ下地を上手に使うことでアイメイクのお悩みを解消できます。
ということで、今回はマスカラ下地の選び方と、【プチプラ】おすすめマスカラ下地をご紹介。本日もどうぞ、よろしくお願いします!
マスカラ下地の意味や効果とは?→崩れず美しく仕上げる!
マスカラ下地には、
- カールキープ、ボリューム、ロング効果をプラスする
- 後のマスカラの発色や密着度が良くなる
- マスカラの崩れ防止(滲みにくい、下がりにくいなど)
といった効果が期待できます。
「どうせマスカラを塗るから、マスカラ下地はいらないよね・・・」と思うかもしれません。
しかし、「現在使用しているマスカラの持ちや仕上がりに不満がある」「納得のいくアイメイクをしたい」という方は、マスカラ下地を使うことでお悩みを解決できるでしょう。
あなたにピッタリのマスカラ下地の選び方!
マスカラ下地の選び方には、主に以下の5つが挙げられます。
- 効果
- カラー
- 繊維の有無
- ブラシの形状
- 使用するシーン
アイメイクにおいて自分が何を重要視したいかを判断し、それに合わせてマスカラ下地を選ぶと、よりアイメイクの完成度が上がりますよ。
マスカラ下地の選び方①:効果で選ぶ
マスカラ下地は、タイプによって効果が違います。
- カールキープ
- ボリューム
- ロング
主に3種類のタイプがあり、この内どれか1つの効果を持つマスカラ下地もあれば、「カール&ボリューム」など、複数の効果が期待できるものも。
下地後に使うマスカラの仕様や、自分の理想とするまつ毛を考慮した上で、適切なマスカラ下地を選びましょう。
カールキープタイプのマスカラ下地
<こんな方におすすめ>
- まつ毛が下がりやすい
- くりっと大きな瞳に見せたい
- 一重の方
カールキープタイプのマスカラ下地は速乾性に優れており、ビューラーで上向きに整えたまつ毛を素早く固定することで、長時間カールをキープします。瞼の重みでまつ毛が下がりやすい一重さんにもぴったりのアイテム。
ボリュームタイプのマスカラ下地
<こんな方におすすめ>
- まつ毛が細い
- まつ毛が少ない
- 目元の印象をハッキリさせたい
ボリュームタイプのマスカラ下地は粘度が高く、濃密な液が自まつ毛1本1本に絡むことで、ボリューミーなまつ毛を演出してくれます。
マツエクやつけまつ毛のように物理的にまつ毛の本数を増やすことはできなくとも、まつ毛を太く・濃く見せることで目元の印象をグッと強くしてくれますよ。
ロングタイプのマスカラ下地
<こんな方におすすめ>
- まつ毛が短い
- まつ毛の長さがまばら
- 目元に立体感を出したい
ロングタイプのマスカラ下地は合成繊維が配合されているパターンが多く、繊維が疑似的なまつ毛となって、長くフサフサなまつ毛を演出してくれます。
その分、ダマになりやすいというデメリットはありますが、使いやすいブラシを選択したり、付け方をマスターすることでナチュラルに長さをプラス。
マスカラ下地の選び方②:カラーで選ぶ
マスカラ下地のカラーは、
- 透明(クリア)
- ブラック
- クリアブラック
- ネイビー
- 白
などが定番色。
透明(クリア)のマスカラ下地
透明(クリア)タイプのマスカラ下地のメリットは
- 自まつ毛や普段のマスカラの色をそのまま活かせる
- 色ムラが目立たない
ということ。TPO問わず使いやすいので、1本持っておくと何かと便利です。
ブラックのマスカラ下地
ブラックのマスカラ下地のメリットは
- まつ毛の太さや長さをしっかり演出
- 下地だけでもマスカラを完了できる
という点。華やかで濃いめのメイクを楽しみたい日や、力強い目元に仕上げたい日に特にオススメ。また、単品使用でも目元の印象はハッキリさせてくれるので、時短メイクにも活躍してくれます。
クリアブラック、ネイビーのマスカラ下地
クリアブラックやネイビーのマスカラ下地のメリットは
- マスカラの色に深みをプラス
- 単品使用で自まつ毛に抜け感・ツヤ感をプラス
ナチュラル且つ垢抜けた印象のメイクをしたい日や、普段とちょっとだけアイメイクのニュアンスを変えたい時も便利です。
白のマスカラ下地
白のマスカラ下地のメリットは、仕上がりをコントロールしやすいこと。
まつ毛に下地を塗布した際、どれくらいの液が付いたか・どこに液が付いたかを簡単に確認できるので、まつ毛メイクに自信がない方や、初心者の方におすすめです。
時間が経つと白⇒透明に変わるものが多いので、白残りの心配もほとんどありません。
マスカラ下地の選び方③:繊維の入りorなし
マスカラ下地にも(通常のマスカラと同じく)繊維が配合されているもの・配合されていないものがあります。
繊維入りのマスカラ下地
<メリット>
- 長さが出せる
- フサフサ感の演出
<デメリット>
絡まりやダマになりやすい。コーム型ブラシやマスカラコームを使うと解消できる。
繊維なしのマスカラ下地
<メリット>
- ダマになりにくい
- ナチュラルでツヤ感のある仕上がり
<デメリット>
長さは出にくい。ただし、ボリュームタイプのマスカラ下地を選べば、目元の印象をハッキリさせることは可能。
マスカラ下地の選び方④:ブラシで選ぶ
ブラシは、使いやすさやアイメイクの仕上がりに大きく関係する重要なチェックポイントです。マスカラ下地に頻繁に使用されているブラシは、主にこちらの3種類。
- コーム型・・・ヘアコームの様な櫛状のブラシ
- アーチ型・・・カーブがかかっているブラシ
- ストレート型・・・真っ直ぐなブラシ
コーム型
- まつげを梳かしながら塗布できる
- ダマになりにくい
というのが、コーム型ブラシのメリット。キレイなセパレートまつげをつくりやすいので、ナチュラル感を重視したい方におすすめ。
アーチ型
- 扇状のまつ毛にフィットさせやすい
- まつ毛の根元から液を付けられる
というのが、アーチ型ブラシのメリットです。そのため、アーチ型ブラシのボリュームマスカラはよりボリューム感が出しやすい傾向があります。
ストレート型
- 均一に液や繊維を付けられる
- 細かい箇所にも塗布しやすい
というのが、ストレートブラシのメリットです。特に、まつ毛に長さをプラスしたい時におすすめのブラシ。細めのものや、短めのブラシだと、下まつ毛や目尻などの細かい箇所に付けやすくなります。
マスカラ下地の選び方⑤:使用するシーンで選ぶ
その日のメイクやTPOに合わせて、マスカラ下地を選ぶこともできます。例えば、
- クレンジングで負担をかけたくない⇒お湯落ち(フィルム)や洗顔落ちタイプ
- 夏場や水辺でのアウトドア⇒ウォータープルーフ
といった具合。特に暑い日やスポーツ、水辺でのレジャーを楽しむ日にもマスカラをキープしたいなら、断然ウォータープルーフがおすすめ。
ウォータープルーフは油分がまつ毛をコーティングしているので、汗・水によってマスカラが崩れる心配が少ないです(油は水を弾く性質をもつ)。
また、お湯落ちタイプのマスカラは熱に弱く、40度くらいでフィルムが崩れる仕組みになっているので、日差しの熱い夏場はどうしてもキープ力が弱くなってしまいます。落としやすさ優先ならお湯落ちタイプ、崩れにくさ重視ならウォータープルーフタイプのマスカラ下地を選びましょう。
【プチプラ】編集部おすすめのマスカラ下地10選!
CANMAKE(キャンメイク)クイックラッシュカーラー
CANMAKE 公式HPより引用
748円(税込)
<効果>
カールキープ
<カラー>
クリア・ブラック・ブラウン・ワインモーヴ
<ブラシ>
コーム型。片側が長めのコーム、もう片方が短めのコームとなった特殊型コーム。
<その他処方>
- ウォータープルーフ処方
- 通常のマスカラ、トップコート機能もあり
- 繊維なし
「本当に下がらない」「カールキープ力が強い」と口コミやSNSでも大人気。また、特殊型コームが細いまつげや短い下まつげも逃さず捕え、まるでビューラーをかけたかのような上向きまつ毛を長時間キープできます。
「マスカラ下地」「トップコート」「マスカラ」と、1本で3役をこなし、カラーバリエーションも「透明」「ブラック」「ブラウン」「ワインモーヴ」と豊富なラインナップになっているので、トレンドに合わせた幅広い使い方ができます。
ひと塗りで簡単に、ナチュラルでかわいらしい目元に仕上がるので、マスカラ下地初心者の方にもおすすめ。
KATE(ケイト)ラッシュマキシマイザーHP
KATE 公式HPより引用
1,320円(税込)
<効果>
ロング&ボリューム
<カラー>
白
<ブラシ>
アーチ型(カーブはゆるめ)
<その他処方>
- ウォータープルーフ処方
- まつ毛のカーブをキープする固定ワックス配合
- 繊維入り
白い液体がベースになっていますが、黒い繊維も入っているのがポイント。本物っぽいフサフサ感やボリューミーな目元を演出できます。まつ毛を内側からクセ付けし、カーブを長時間キープしてくれるのでとても崩れにくい処方。
何度もリニューアルを重ね、進化しているロングセラーアイテム。カーブを癖づける「カーブフィクサー成分」がまつ毛の内側に浸透し、メイクしたての美しい上向きまつ毛を長時間キープしてくれます。
黒く細かい繊維が、まつ毛にボリューム感と長さをもたらし、まるで植毛したかのようなリアルでインパクトのある目元の仕上がりに。
FASIO(ファシオ)パーマネントカール フィクサーF
FASIO 公式HPより引用
1,210円(税込)
<効果>
カールキープ&ボリューム
<カラー>
レッドブラック(焦げ茶色っぽい色味)
<ブラシ>
ストレート型(細め)
<その他処方>
- お湯落ち処方
- 涙・皮脂・擦れにも強い
- 繊維なし
2021年にリブランディングしたファシオのマスカラ下地。
フワッと軽い付け心地でクレンジングもしやすいお湯落ちタイプなのに、メーカーによる10時間化粧もちデータも取得しているスグレモノ。落としやすさも崩れにくさも譲れないという方は必見のアイテム。
ettusais(エテュセ)アイエディション(マスカラベース)
ettusais 公式HPより引用
1,100円(税込)
<効果>
カールキープ
<カラー>
クリアブラック
<ブラシ>
コーム型
<その他処方>
- ウォータープルーフ処方
- 繊維入り
「自然にまつ毛になじむ」「垢ぬけた印象になる」と人気のエテュセのマスカラ下地。カールキープタイプですが繊維も入っているのがポイントで、目元の印象をナチュラルに際立たせてくれます。
セパレートコームが、まつ毛を根元からきれいにとかしながら持ち上げるので、ダマやまばらになりにくく、美しくセパレートされた上向きカールが長時間持続。透明のブラック液によって、自然に目力UPすることができます。
さらに、「アミノ酸」や「ヒアルロン酸」などの美容成分もたっぷり配合、トリートメント効果も抜群です。汗・皮脂・涙・湿気に強いウォータープルーフ処方。
KOSE(コーセー)カールキープマジック
Maison KOSE 公式HPより引用
990円(税込)
<効果>
カールキープ
<カラー>
クリアブラック
<ブラシ>
コーム型
<その他処方>
- ウォータープルーフ処方
- 通常のマスカラ、トップコート機能もあり
- 繊維なし
エテュセのマスカラ下地とカラーや処方が似ていますが、こちらは繊維なしのマスカラ下地です。
個人差はありますが、ビューラーなしでもまつげをカール&キープすることが可能。時短かつナチュラルなメイクができます。
ヒロインメイク カールキープ マスカラベース
ヒロインメイク 公式HPより引用
1,100円(税込)
<効果>
カールキープ&ボリューム
<カラー>
ブルーグレー
<ブラシ>
アーチ型(少し細め)
<その他処方>
- お湯+洗顔料でオフ
- 4種類の繊維入り
ブルーグレー色が特徴的。白残りの心配はなく、液や繊維の付き方の確認もしやすいので、マスカラ下地初心者でもとても扱いやすい一本。
また、お湯+洗顔で落とせるので、石鹸落ちのメイクをしている日も気にせず使えるところも魅力。
ETUDE(エチュード)マスカラフィクサー パーフェクトラッシュ
ETUDE HOUSE 公式HPより引用
946円(税込)
<効果>
カール&ボリューム&ロング
<カラー>
クリア
<ブラシ>
ストレート型
<その他処方>
- にじみ防止効果
- 通常のマスカラ、トップコート機能もあり
- 繊維なし
韓国コスメで選ぶなら、エチュードハウスのマスカラ下地がおすすめ。カラーはクリアですが、まつげ1本1本をコーティングし、太い印象のまつ毛を演出してくれます。
トップコートとして使用すれば、つけまつ毛のようなツヤ感や存在感を与えることも可能。
公式サイト【エチュードハウス】はこちらから!
マジョリカマジョルカ ブラックファイバーイン
Watashi+公式HPより引用
1,320円(税込)
<効果>
カール&ボリューム&ロング
<カラー>
ブラック
<ブラシ>
コーム型
<その他処方>
- ウォータープルーフ処方
- 通常のマスカラ、トップコート機能もあり
- 繊維入り
塗ってしばらくすると半透明に変わる「漆黒ファイバー」が、まつ毛をより太く・長く・濃く仕上げてくれます。
また、コーム部分がとても細かいので、産毛のような短くて細いまつ毛もしっかりキャッチしてくれ、ナチュラルで繊細なボリューム感ある仕上がりになります。
まつ毛を固めすぎないので、フワッと軽やかでエアリーな質感が楽しめますよ。汗・皮脂・涙に強いウォータープルーフ処方。
おわりに:マスカラ下地は、ビューラー後に塗って良く乾かすこと!
いかがでしたでしょうか。
最後に、マスカラ下地の使い方のコツとして、ビューラーでまつ毛を上げたらマスカラ下地を塗り、乾かしてから通常のマスカラを重ねることです。乾く前に次のマスカラを塗ってしまうと、下地効果が薄れてしまうので要注意ですよ!
様々なマスカラ下地がありますが、今回の記事がマスカラ下地探しの参考になると幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!