サロンシャンプーおすすめ6選!髪質別&悩み別の選び方まで詳しく解説!

「おうち時間の増加」によって高まるヘアケア需要。今まで以上に自分の髪に向き合いたいものですよね。

折角なので、市販&それ以上のスペシャル感を感じてみませんか?美容室で買えるスペシャルなシャンプーを中心に、一挙ご紹介します!

NAKANO 公式HPより引用

おうち時間でヘアケア需要も高まっている昨今。折角なので、自分のヘアケアを見つめ直し、より自分に合ったシャンプー選びをしてみたいものですよね。

しかし、「自分に合ったシャンプーが分からない」「ツヤツヤ、サラサラの髪になりたい」「髪のまとまりを良くしたい」など、髪の悩みや、シャンプー選びに迷っている方は多いと思います。

そこで今回は、あなた合ったシャンプーの選び方を分かりやすく解説。さらに、選び方に沿って、おすすめのシャンプーも紹介していきます!

「憧れのサラツヤ髪を手に入れたい」「髪や頭皮の悩みを解決したい」方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

シャンプーの洗浄成分を理解しよう!

あなたに合ったシャンプー選びのために、最低限知っておきたいのが「洗浄成分の種類」です。シャンプーは髪や頭皮の洗浄を目的としているので、当然、洗浄成分(洗浄作用を持つ界面活性剤)が主成分となっています。

各シャンプーに使用されている洗浄成分の洗浄力の強さと、あなたの髪や頭皮に丁度良い洗浄成分の種類を知ることで、適切なシャンプー選びができるのです。

シャンプーの洗浄成分は、大きく3種類に分けることができます。

  • 洗浄力が強い
  • 洗浄力が中程度
  • 洗浄力が低い

ポイントは、「洗浄力が高いシャンプー=良い」ではないということ。むしろ、髪のダメージや頭皮ケアを意識するなら、低~中程度のシャンプーを選ぶことが理想的です。

また、シャンプーは複数の洗浄成分をブレンドしているものがほとんど。成分表示の1~5番目くらいをチェックし、そのシャンプーの洗浄力や、洗い上りを予想することが大切です。

それでは、3種類の洗浄成分について、もう少し詳しく解説していきます。

洗浄力が強いシャンプー

洗浄力が高めに設定されているシャンプーは、

  • 整髪料でガチガチにヘアセットをする
  • ヘアオイル・クリームをたっぷり使う
  • さっぱりとした洗い上りが好き
  • 健康的な髪・頭皮

といった方におすすめです。

<具体的な洗浄成分>

  • ラウリル硫酸○○
  • ラウレス硫酸○○
  • オレフィン(C14-16)スルホン酸Na

※○○の部分には、「Na」「TEA」「アンモニウム」などが入ります。

これらをメインに配合したシャンプーは、洗浄力が高く、泡立ちもかなり良いのが特徴です。

一方で、ラウリル硫酸○○、ラウレス硫酸○○などは「サルフェート」とも呼ばれ、毛髪や頭皮の刺激になりやすいという一面もあります(特にラウリル硫酸系)。そのため、頭皮や髪へのやさしさを重視したい方は避けた方が無難です。

ただし、髪や頭皮が健康的な方にとっては特に問題はありません。安全性が確認されている成分ですので、怖がり過ぎなくて大丈夫です。

洗浄力が中程度のシャンプー

洗浄力が中程度のシャンプーは、

  • 汚れ落ちは良いものが良い
  • ベタつきも気になる
  • ダメージ毛
  • 敏感肌
  • 硬毛

といった方におすすめです。

<具体的な洗浄成分>

  • ラウレス-4カルボン酸Na
  • ココイルメチルタウリンNa
  • ココイルメチルアラニンNa
  • ラウロイルメチルタウリンNa
  • ラウロイルメチルアラニンNa

これらの洗浄剤は、「アミノ酸系」と呼ばれ、適度な洗浄力がありながら、髪や頭皮に対しても低刺激。

また、アミノ酸系よりも高い洗浄力がありながら、頭皮や髪にとって低刺激な洗浄成分が、「ラウレス-4カルボン酸Na」などのエーテルカルボン酸系(弱酸性石けん)です。

これら「アミノ酸系」「エーテルカルボン酸系」の洗浄成分をメインとしたシャンプーであれば、不要な汚れはもちろん、多少の整髪料・ヘアオイルなども問題なく落とすことができます。

洗浄力が低めのシャンプー

洗浄力が低めなシャンプーは、

  • しっとりとした洗い上りが好き
  • 髪や頭皮が乾燥しやすい
  • ダメージ毛
  • 敏感肌
  • 軟毛

といった方におすすめです。

<具体的な洗浄成分>

  • ラウラミドプロピルベタイン
  • コカミドプロピルベタイン
  • ココイルグルタミン酸Na
  • ココアンホ酢酸Na

これらの洗浄成分は「ベタイン系」と呼ばれ、他の洗浄剤と一緒に配合すると、洗浄力や刺激性をやわらげてくれるという特徴もあります。

洗浄成分がベタイン系だけのシャンプーは少ないですが、アミノ酸系×ベタイン系のシャンプーは洗浄力が穏やかで、ダメージ毛や敏感肌さんにとてもおすすめです。

シャンプーの選び方~3つのコツ~

シャンプーに使用される洗浄成分の特徴を踏まえた上で、シャンプー選びで失敗しないコツは以下の3つです。

  • 髪質や髪の悩みで決める
  • 肌質(頭皮)で決める
  • 香りで決める

こちらに関しては、次項から一つずつ、詳細に解説していきます!

【シャンプーの選び方①】現在の髪質、髪の悩みで決める

今現在、あなたの髪の悩みは何でしょうか?

例えば、

  • くせ毛
  • 軟毛(猫っ毛)
  • 硬毛(剛毛)
  • 熱やカラーリングによるダメージ
  • ヘアカラーの色持ちを良くしたい
  • エイジング

などが、考えられます。

こうした髪の悩みに合わせて適切な洗浄成分、ヘアケア成分を配合したシャンプーを選ぶことで、理想的・健康的な髪に導くことができます。

クセ毛:中野製薬 enu (エヌ)シャンプー&トリートメント(リペアメント)CA

クセ毛にお悩みの方におすすめなのが、毛髪内部の水分をキープしてくれる処方のシャンプーや、オイルを配合しているシャンプーです。

髪や頭皮の乾燥に配慮することで、柔らかく扱いやすい髪を目指すことができます。

<価格>

  • 60ml/660円(税込)
  • 300ml /3,300円(税込)
  • 600ml /5,280円(税込)

<特徴>

まずは、中野製薬のヘアケアブランドである、enu (エヌ)シャンプー&トリートメント(リペアメント)CA

毛髪内部の水分バランスを整え、維持してくれるシャンプー。洗浄成分はアミノ酸系を使用し、乾燥やダメージが気になる方にもおすすめです。

また、同シリーズのトリートメントとシャンプーと併用することで、よりしっとり扱いやすい髪を目指せます。

軟毛(猫っ毛):中野製薬 enu (エヌ)シャンプー&トリートメント(リペアメント)FL

毛髪が細い、髪が絡まりやすい、ボリュームダウンしやすいといったお悩みをお持ちの方には、アミノ酸系やベタイン系の洗浄成分を主成分としたシャンプーがおすすめ。

さらにノンシリコンタイプを選ぶことで、よりサラふわで、立ち上がりの良い髪を目指すことができます。

NAKANO 公式HPより引用

<価格>

60ml/660円(税込)

300ml /3,300円(税込)

600ml /5,280円(税込)

<特徴>

こちらも中野製薬、enu (エヌ)シャンプー&トリートメント(リペアメント)FL

アミノ酸系・ベタイン系の洗浄成分を使用した、ノンシリコンシャンプー。軟毛で絡まりやすい髪も、ふんわり、弾むような質感に整えます。

さらに、さまざまな保湿成分が髪の内側と外側からアプローチし、髪の水分量を最適な状態でキープ。

硬毛(剛毛):N.(エヌドット)シアシャンプー モイスチャー

毛髪が太く固い方や、広がりやすい、毛量が多いという方におすすめなのが、アミノ酸系の洗浄剤を使用したオイルインシャンプーです。

オイルの力で髪の質感を柔らかくし、広がりを抑えます。また、ノンシリコンよりもシリコン入りの方が髪の手触りがより良くなるのでGOOD。

Napla 公式HPより引用

<価格>

300mL/3,080円(税込)

750mL/5,940円(税込)

750mL(詰め替え)/5,280円(税込)

<特徴>

アミノ酸系洗浄剤を主成分としたシャンプー。オレフィン酸系の洗浄剤もブレンドされているので洗い上りが重たすぎないのも特徴的です。

低刺激性にこだわりたい方はスムースタイプもおすすめ。スムース、モイスチャーどちらにも植物由来のオイルが配合され、しっとり、まとまりの良い髪へ整えます。

熱やカラーによるダメージ:milbon(ミルボン)  ジェミールフラン ヒートグロスS

ダメージ毛が気になる方には、アミノ酸系やベタイン系の洗浄成分を使用しているシャンプーがおすすめ。

保湿成分やヒートショックプロテインなどの熱を利用した、毛髪補修成分を配合しているシャンプーが◎。

milbon 公式HPより引用

<価格>

200mL/1,980円(税込)

500mL/3,960円(税込)

400mL 詰め替え/2,640円(税込)

1L 詰め替え/5,940円(税込)

<特徴>

サロン専売ブランドmilbon(ミルボン)の ジェミールフラン ヒートグロスは、ドライヤーの熱を利用し、髪にツヤを与えるシリーズ。S、M、Jの3種類がありますが、特におすすめなのがSです。

ベタイン系とオレフィン酸系の洗剤を配合しており、髪や頭皮への刺激を考慮しつつ、オイルやワックス、スプレーでしっかりセットした髪もきちんと洗えます。

トリートメントには熱エネルギーに反応して、髪のダメージ部位に吸着・補修するヘアケア成分も配合。

ヘアカラーの持ちを良くしたい:(エヌドット) カラーシャンプー&トリートメント

ヘアカラーの持ちを良くしたい方におすすめなのが、カラーシャンプー。

カラーシャンプーとは、染料入りのシャンプーのこと。自宅でいつも通りのシャンプーをしながら、少しずつ髪に色を入れることができるので、ヘアカラーの褪色スピードを抑えることができます。

Napla 公式HPより引用

<価格>

●カラーシャンプー 各色

320mL/2,640円(税込)

40mL/ 660円(税込)

●カラーシャンプー&トリートメントお試しセット 各色

1,100円(税込)

<特徴>

エヌドットのカラーシャンプーは、パープル・シルバー・ピンク・ブラック・ベージュの5色展開。豊富な保湿成分配合で、ブリーチやカラーを重ねたダメージ毛も、まとまりの良い質感に整えます。

特に、ブラック、ベージュ、シルバーは適度な洗浄力で、頭皮や髪のうるおいにさらに配慮できます。

エイジング毛:Napla(ナプラ) インプライム ボリュームアップシャンプー

「髪に年齢を感じるようになった」「髪にハリ・ツヤ、コシが欲しい」という方には、アミノ酸系洗浄剤を主成分とし、キューティクルケアする毛髪補修成分が配合されているシャンプーがおすすめです。

Napla 公式HPより引用

<価格>

280mL/2,200円(税込)

700mL(リフィル)/定価3,960円(税込)

<特徴>

洗浄成分はアミノ酸系×ベタイン系。髪や頭皮のうるおいを守りながら、キメの細かい泡で優しく洗えます。

またケラチンやコラーゲンをはじめとする保湿成分や毛髪補修成分も豊富。ダメージケアしながら、髪にハリ、コシを与えます。

【シャンプーの選び方②】肌質(頭皮)で決める

髪の毛だけでなく、頭皮にお悩みをお持ちの方も多いと思います。例えば、

  • ニオイやベタつきが気になる
  • 乾燥を感じやすい
  • フケ、かゆみ

など。

適切な頭皮ケアを行うことで、髪もよりなめらかで美しい状態をキープできるので、髪と頭皮どちらにもお悩みの方は、まずは頭皮ケアに着目してシャンプーを選びましょう。

頭皮のニオイ・ベタつきが気になる:AMPLEUR(アンプルール)プレミアムフィト ヘアウォッシュN

頭皮のニオイが気になる方や、頭皮がベタつきやすい方、脂性肌の方におすすめなのが、アミノ酸系や、カルボン酸系の洗浄成分をメインとしたノンオイルのシャンプーです。

適度な洗浄力で頭皮のうるおいバランスを守りながら洗うことで、過剰な皮脂によるニオイの発生を抑制できます。

「頭皮のニオイ=皮脂をしっかり落とさなきゃ!」というイメージで、洗浄力の高いシャンプーを選びがちですが、頭皮が乾燥して余計に皮脂分泌が盛んになってしまうので要注意。

AMPLEUR 公式HPより引用

<価格>

260m/2,750円(税込)

<特徴>

カルボン酸系の洗浄剤をメインとした珍しいシャンプー。

適度な洗浄力で毛穴汚れもさっぱりと洗いあげ、清潔な頭皮環境に整えます。セラミドやヒアルロン酸といった保湿成分も配合。髪や頭皮のうるおいにも配慮し、ハリ・コシのある髪へと整えます。

頭皮の乾燥が気になる:Napla(ナプラ)ケアテクトOG シャンプーAC

頭皮の乾燥が気になる方は、ベタイン系やアミノ酸系のシャンプーがおすすめ。

また、オイルインシャンプーや、セラミド、リピジュアなど、水で洗い流しても残留する保湿成分を配合したシャンプーは要チェックです。

Napla 公式HPより引用

<価格>

250mL/1,980円(税込)

750mL/4,620円(税込)

リフィル 700mL/3,960円(税込)

リフィル 1200mL/5,940円(税込)

<特徴>

アミノ酸系×ベタイン系の洗浄剤を使用したシャンプーです。

さらに髪や頭皮にうるおいを与えるホホバオイルやアルガンオイル、セラミド成分などの保湿成分も豊富。

髪や頭皮のうるおいをしっかりと守りながら、おさまりの良いツヤ髪を目指せます。

フケ、かゆみがでやすい:MINON(ミノン) 薬用ヘアシャンプー

頭皮のフケやかゆみが気になる方は、肌荒れ予防の有効成分を配合した薬用シャンプーを選びましょう。

洗浄成分もカルボン酸系やアミノ酸系、ベタイン系がより低刺激でおすすめです。

MINON 公式HPより引用

<価格>

450mL /1,540円

<特徴>

肌荒れ予防の有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」配合。頭皮のフケ、かゆみを防ぎます。

洗浄成分はアミノ酸系、ベタイン系となっており、成分内容もとってもシンプル。余計な成分を避けたい方、頭皮トラブルが気になる敏感肌の方にも使いやすい処方です。

【シャンプーの選び方③】香りで決める

髪や頭皮の悩みによってシャンプーを決めることはとても大切ですが、「悩みが複数あってどのシャンプーが良いか見極めきれない!」という方は、香りの良いシャンプーから試していくのも一つの手です。

香りも良くて、洗浄成分やヘアケア成分にもこだわった処方のシャンプーは沢山あります。

また、香りが良いことで心がリラックスできたり、美意識が上がったり、バスタイムが楽しくなったりなどのメリットも。香りが良いシャンプーに関しては、過去の記事にまとめてあるので、ぜひそちらをチェックしてみて下さい。

ということで、今回は以上となります。

美しい髪、健やかな頭皮を目指すためには、自分の髪や頭皮の悩みにマッチしたシャンプーを使うことが大切です。

そして何より、あなたが毎日のヘアケアを楽しめるシャンプーを選んであげましょう!

その他の中野製薬商品はこちら

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